出典:umiusi.exblog
みなさんがウミウシと聞いて最初に思い浮かべるのは、上の画像のようなうねうねして気持ち悪い海の生き物ではないでしょうか?
そんな印象を一変させる美しすぎるウミウシがオーストラリアで発見され話題になっています。
目次
その名もブルードラゴン
正式名称はアオミノウミウシで、主に熱帯の海に生息する生き物です。胃の中に気泡を入れ、その浮力で海面に浮いて捕食対象であるクラゲ類を探し、見つけたクラゲに着生して生活します。
出典:mymodernmet.com
まるで翼を広げて空を飛んでいるかのよう!
出典:webhitode.com
青く光る身体は幻想的でブルードラゴンと呼ばれるのもうなずけます。
体長は2~3cm
ブルードラゴンと呼ばれるからには大きいのかなと思ってしまいますが、その体長は通常2~3cm程で手の平に乗せることもできます。
出典:mymodernmet.com
このサイズにここまでの造形、自然の神秘を感じますね。
美しくても飼うのは難しい
その美しさから鑑賞用に飼いたいと考える人もいますが、主食がカツオノエボシやギンカクラゲといった猛毒のクラゲであるため、エサの調達の問題などから飼育は難しいとされています。
<ギンカクラゲを食べる様子>
出典:YouTube
自分の何十倍もあるクラゲを食べる姿には圧倒されます。
Twitter上でも大反響!
Twitter上にブルードラゴンの画像が投稿され、多くの人がその美しさに驚いています。
@orangeflower08
可愛いというか綺麗というかカッコいいというか…凄いですね
— NEON (@Neko_mao_) 2015, 11月 26
@orangeflower08 @Jitsumari 自然の造形は人間のあらゆる芸術を超える、といつも思います。
— 杉浦迪也(即廃!核発電、核兵器全廃!) (@michiya1947) 2015, 11月 23
@orangeflower08 @heitenkun クリオネを見たときも衝撃でしたが、ブルードラゴンはもっと衝撃。すごいものを見せて頂きました。
— タンダ63 (@2015Ichiro) 2015, 11月 23
まるで芸術品のような美しさに驚きを隠せません。
実は国内でも、カツオノエボシやギンカクラゲが沿岸に流れつく春から初夏にかけて八丈島でその姿を見ることができます。体長が小さいこともあり、見つけるのは難しいかもしれませんが、この美しい姿は実物で見てみたいものですね。
このブルードラゴンのように、自然界にはまだまだ私たちが知らない神秘が溢れています。少し意識してまわりを見れば、新たな発見があるかもしれませんね。
出典:mymodernmet.com / webhitode.com