「変わる」と「代わる」そして「替わる」。3つの「かわる」の違いとはなに?

ひとくちに「かわる」といっても、その漢字表記には「変わる」「代わる」「替わる」などがあります。
似通った意味もありますが、どの「かわる」かで意味合いが異なってきますので使い分けがされます。

そこでここでは、「かわる」の漢字表記の違いについて解説します。

「変わる」の意味と用い方

 

まずは「変わる」の意味と使い方を見ていきましょう。

「変わる」の意味

「変わる」とは、以前とは異なる状態になることを指す語句です。
以前の状態から違う状態になることをあらわす際に用いられます。

この意味合いでの「変わる」を含む熟語としては、「変化」や「変更」などがあります。

「変わる」の例文

「変わる」は、「季節が変わる」「予定が変わる」「住所が変わる」「名前が変わる」といった用い方をします。
いずれも、以前の状態や状況とは異なることをあらわしています。

「代わる」の意味と用い方

 

次に「代わる」の意味と使い方について見ていきましょう。

「代わる」の意味

「代わる」は、モノや人物が担っていた地位や役割、位置を他のモノや人物が務めたり担うことに対して用います。

「代理」「代走」に含まれる「代」が、その意味を含む熟語となります。

「代わる」の例文

「代わる」は、「役職を代わる」「電話を代わる」「運転を代わる」「打席を代わる」といった用い方がされます。
誰がが行っていた事を違う人物が担うようになるといった状況であることが多いです。

これは、一時的なものとなる事もありますし、永続的な引き継いでいる場合もあります。

「替わる」の意味と用い方

 

最後に「替わる」の意味と使い方を見ていきましょう。

「替わる」の意味

「替わる」は、従来あったものを新しく別のものにすることを意味します。

「入替」「両替」などが、この「替える」の意味を含んだ熟語となります。

「替わる」の例文

「替わる」は、「タンスの服を冬物から春物に替える」「車が自動操縦に切り替わる」といった表現がされます。

「換える」とも異なる

「替わる」は、「換える」と混合されることがありますが、また別の意味があります。
「換える」とは、同等価値のものに取りかえたり引きかえる事をあらわすのです。

「換える」は、もう元に戻せないものに対して用いられる傾向にある、といった使い分けがされることがあります。
例えば、ドルを円にする際は「両替」となりますが、これは再び円をドルに任意のタイミングで戻すことができるから「替」が用いられています。
しかし、ブランドバッグを古物商に持っていき、お金に換えてしまったら・・、それを同額で再び手にすることはできません。
商品になってしまっていますから、同一のものを再び手にするには、購入するしかありません。
なので、この場合は「換える」が用いられるのです。

まとめ

「変わる」「代わる」「替わる」は、いずれも同じく「かわる」と読みますが、その意味合いは異なります。

「変わる」とは、以前とは異なる状態になること。
「代わる」は、これまでとは違うモノや人物が、その地位や役割、位置を担うこと。
「替わる」は、従来あったものを新しく別のものにすること。

混合される状況もあるかもしれませんが、指すものが実は異なるんですね。

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