
初売り商戦よりも労働環境改善!来年から1月2日を新たな店休日とした、三越伊勢丹に関するツイートをご紹介します。
百貨店の初売りと言えば1月2日からと相場が決まっていましたが、来年は三越伊勢丹グループの新宿・銀座・浦和の3店は1月2日迄休業という英断を下されました。百貨店にとって稼ぎ時の2日に休業されるという事は、売上増よりも我々テナント社員の労働環境改善を重視して頂いたものと感謝致します。
— 銀座ウエスト (@ginzawest) 2015, 12月 7
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これは一朝一夕に出来た事ではなく、平成24年より虎屋の黒川社長はじめ食品業界有志の皆様が一貫して百貨店業界に働き掛けてきた努力の賜物なのです。いつの日か日本の全ての百貨店・スーパーの従業員が正月三が日ぐらいご家族とゆっくり過ごせる様にしたいと思うのは夢物語なのでしょうか。
— 銀座ウエスト (@ginzawest) 2015, 12月 7
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確かに1月2日といえば、多くの百貨店で初売りが始まる日。百貨店にとっては稼ぎ時です。そのような日を店休日としたことに対して、テナント社員の方が感謝の意を表しています。
(この件に対して寄せられていた声)
@ginzawest @yuri030916 わ~凄い英断です!
ウチの店は365日営業です…
テナントなので、逆らえません…
12月31日の夜とか暇ですよ…
— りんりんR (@emichinR) 2015, 12月 7
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@ginzawest あらら!残念。箱根駅伝のスタート見送ってから行こうと思ってましたが、行き先変更しなきゃ(>_<)
— コッシーノ (@kiriya1002) 2015, 12月 7
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@ginzawest それがいいと思います。従業員もお正月をゆっくり過ごして欲しいです。
— ドリー (@doriosan1) 2015, 12月 7
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@ginzawest なんと!
英断ですな。確かに、3日からはじまるのもあり出すななんか、正月2日から散財つーのもね。優しいね。従業員に対して。それも大事。
— stampmarkte (@stampmarkte) 2015, 12月 7
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@ginzawest @hashimoto_tokyo 30年くらい前は、百貨店も週に一回定休日がありました。いつの間にか、正月以外は休まない様になりました。いつでも買い物が出来る便利さはありますが、働く方にとっては大変なことでございますね。
— むとうえり (@erimutchi) 2015, 12月 8
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@ginzawest @mrmbackdoor
初売りが7日や6日も多かったですよ。
利益至上主義の経営者が先んずれば人を制すとドンドン早めた。
自主規制すれば良いだけですが、欲の皮が突っ張った経営者をどうするかです。
コラーゲン注入ですかね
— H_nori (@H_nori64) 2015, 12月 8
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目次
百貨店の営業時間・営業日は1995年以降、一気に拡大した…
三越伊勢丹ホールディングスは9月7日、事業会社の三越伊勢丹の新たな店休日として、2016年1月2日を設定すると発表していました。伊勢丹の新宿本店、立川店、浦和店、松戸店、相模原店、三越の銀座店、千葉店、恵比寿店は1月1日、2日が店休日となります(三越の日本橋本店、多摩センター店と伊勢丹の府中店は1日のみが店休日)。
1995年以降の約10年で、百貨店の営業時間・営業日は一気に拡大。そのため従業員の働く環境は年々厳しくなり、結果として百貨店の一番の強みでもある販売サービスが低下したと言われてきました。
従業員がしっかり休んでこそ、良いサービスができる
三越伊勢丹では販売員の働く意欲の向上を目指し、2009年度から営業時間短縮。また、2001年度から「元旦以外の店舗休業日」を導入。取引先からも、販売員の労働環境改善や人材の安定確保などの観点から、営業時間短縮や店舗休業日を求める動きが出てきているといいます。
大西洋社長は「従業員がしっかり休んでこそ、良いサービスができる」と話しています。
一方、セブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武では、2013年からショッピングセンターに対抗するため、全26店舗で元日営業を始めています。百貨店の戦略の違いが鮮明になってきています。労働環境の改善を目的とし、1月2日を店休日とした三越伊勢丹の決断。みなさんはどう思われますか?
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