出典:boredpanda.com
パプアニューギニアの市場で食用の生きたウミガメを50ドルで買い、そのまま海へ返した男性の行動が世界中で話題となっています。
このウミガメを助けた現代の浦島太郎は、”アーロン カリング”さんとその同僚の”マーク”さんのお二人。アーロンさんはこの時の画像を自身のFacebook上に公開、そのことがきっかけとなり、世界中から称賛の声が寄せられています。
▼市場で2匹のウミガメを買い、車で5キロ離れた海岸に運び放流
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▼2匹のウミガメはそのまま海へと帰っていった。
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▼こちらがその時の”アーロン”さんの投稿
found these at the local market got them for 50 bucks drove 5km up the road and let them go
Posted by Arron Culling on 2015年12月3日
なんと!シェア数は8万件以上!もの凄い反響です!そして、コメントには「素晴らしい!」「よくやった!」「アーロン素敵」「世界にはもっと忍者タートルズが必要だからよかった!」等、様々な賞賛の声が寄せられていました。
彼らがカメを救ったのはこの時だけではなく、すでに10頭程のウミガメを同じ方法で救ったそうです。
ウミガメの現状
出典:wikipedia
日本では馴染みのないウミガメを食用とする文化ですが、今回アーロンさんが助けたパプアニューギニアでは昔からウミガメを食べる食文化が根付いています。しかし、現代では、ウミガメの個体数が減少していて、地球上のウミガメの全種が”絶滅危惧種”や”近絶滅種”に指定されています。
食文化か動物愛護か?この論争は日本の捕鯨の文化も世界からは異端扱いを受けています。同じように、ウミガメの食用についても賛否あると思います。
しかし、今回のアーロンさんは、自分の考えを実際に行動として起こすことで、しっかりと意志を示されています。実際に行動を起こすことは、意外と簡単な事ではないですよね?ましてや、今回は自腹でお金を払っているわけですから尚更ですね!
アーロンさんの行動力は素晴らしいと思います!もしかすると、そろそろ竜宮城に招かれるかもしれませんね!
ただ、事実今でもウミガメは食べるために捕獲されています。このことについては様々な意見があると思いますが、皆さんはどう思いますか?
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