出典:twitter.com
海外に譲渡されることとなり、12月6日に最後の営業運転を終えた南武線205系。その最後の日の車掌のアナウンスが感動的だったと話題になっているのでご紹介します。
「実は12月6日に最終日を迎えた当該車両では終日、このようなアナウンスをしていたんです。最終列車だけではありません…こうした反響をいただけたことを、ありがたく思っています」 / “車掌の「最後のアナウンス」に涙…” https://t.co/onhooSpdyd #railway
— ゆうくぼ (@yu_kubo) 2015, 12月 15
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譲渡される最後の車両の最終運行があったのは12月6日。上のツイートの画像にもあるように「南武線→海外譲渡」と書かれたヘッドマークをつけて運行していたそうです(11月16日以降)。
そして、終点の武蔵中原が近づくと、このようなアナウンスが流れたといいます。
ただいまご乗車いただいておりますこの車両は、本日をもちまして南武線の営業運転から引退し、今後はインドネシア・ジャカルタに渡り、走り続けることとなります。
まもなく終点の武蔵中原です。
電車をお降りの際は、お忘れ物のございませんように、また、この電車との思い出もお持ち帰り頂けたら幸いでございます。
このアナウンスを聞いた乗客たちは、その時の様子をSNSに投稿。一様に感動のコメントを寄せていたそうです。
インドネシアの「ジャカルタ首都圏鉄道」(KCJ)に譲渡
JR埼京線や横浜線で利用されてきた205系。JR東日本は今年4月、南武線で使用してきた120両をインドネシアの「ジャカルタ首都圏鉄道」(KCJ)に譲渡すると発表していました。譲渡は少しずつ進められてきて、12月6日夜に最後の車両が営業運転を終えたといいます。
車内には幼稚園児や保育園児が描いた絵や205系の塗り絵などを展示。そのままの状態でジャカルタへ譲渡されるということです。
(この件に対して寄せられていた声)
・鉄オタじゃないけど、電車って人を運ぶだけの単なる乗り物じゃないんだろうな。インドネシアでの活躍も期待!
・普段は当たり前過ぎるからか意識しないけれど、慣れ親しんだ電車がなくなると思うとやっぱり淋しいね。異国の地でも愛されることを願います。
・これは、本当に泣けるなぁ。よく、これを車内放送することを思いついたね。
・電車ファンじゃなくても、感動で泣けるアナウンスなんだろうね…。思い入れと気持ちがすごく良く分かる。聞いてみたかったなぁ…。
・軌間も架線の電圧も同じだから譲渡ができる。日本の車両は整備がされているのでとても良いらしい。
・最後のアナウンスは心より電車が好きなだけでなく、想い出がたくさん詰まった電車への惜別の言葉だったんでしょうね。
川崎駅(神奈川県)と立川駅(東京都)を結ぶ南武線。譲渡されるのは、この路線を走っていた205系の120両ですが全車両というわけではなく、1編成は今も現役で1月9日まで運行予定とのこと。
私も学生の頃は南武線に随分とお世話になりました。日頃何気なく乗っている電車ですが、無くなると思うと淋しくなりますね。これからの異国の地での活躍を期待しています!
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