どうやって歯をみがいていた?虫歯になった場合は?江戸時代の歯みがき事情を紹介する漫画が話題に!

生活習慣のひとつとして欠かせない歯みがきですが、江戸時代の歯みがきを想像したことはありますか?

想像する機会も知る機会もなかなかなかったと思いますが、そんな江戸時代の歯みがき事情を紹介する漫画が話題になっています!

江戸っ子の朝のたしなみ

漫画を制作し投稿されたのは、昔の暮らしや文化を調査した上で描かれている笹井さゆり/Sayuri Sasai(@chiyochiyo_syr)さん。

複数の文献を参考に、親しみやすい漫画でわかりやすく当時の歯みがき事情を表現されています。

出典:Twitter

 

身だしなみとして、庶民の間で習慣化されたという歯みがき。

柳などの木を削ったものを歯ブラシとしていたようですが、歯をみがく部分や歯間をみがく部分、さらには舌をみがく部分で構成されており、今の時代にあってもなかなか便利に使えそうです。

驚きなのが、江戸時代には歯みがき粉が100種類以上あったということ・・・房州砂にシナモンなどの香料を加えたものをつけてみがいていたようですが、歯みがきに対する関心の高さがうかがえます。

虫歯になったら?

問題なのが、虫歯になったらどうするのかということ。

庶民が治療を受けるのは難しかったようで、神頼みか抜歯の選択肢しかなかったようです。

こちらは、笹井さんが参考にされたという各文献です。

富裕層はどんな治療だったのか?

この投稿に対しては、「抜く時は麻酔なしか・・・おーこわ」「庶民が治療を受けるのは難しいとあるけれど、逆に富裕層はドリルのない文明でどんな治療だったんでしょう?」「一本で歯ブラシ、舌磨き、歯間ブラシを兼ねてるって普通に便利だな。今風にリメイクしたら売れそう」といった声が寄せられていました。

確かに、富裕層の方々がどんな治療を受けていたのかは気になるところですね。

笹井さんのTwitterでは、昔の暮らしや文化をわかりやすい漫画で随時投稿されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!

笹井さんの漫画の過去記事

以前に紹介した笹井さんの漫画の記事も興味深いので是非ご覧ください

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