“おくりびと”(納棺師)が泣いてしまったエピソードがTwitterで大きな反響を呼んでいます。一見すると淡々としている様子が印象的な納棺師ですが、人間的なエピソードに多くの人が胸を打たれたようです。
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納棺師とは
納棺師と聞いて、多くの人が思い起こすのが映画『おくりびと』ではないでしょうか。実際、同映画により納棺師という職業の内容を理解したという方もいらっしゃるかと思います。
納棺師とはその名の通り、死者を棺に納めるために必要な作業を行います。主に葬儀社からの依頼に従って遺体の状態を管理しつつ、遺族や葬儀への参列者らが故人と対面できるように遺体の見栄えを整えるのが仕事です。
泣いてしまったエピソード
今回、エピソードを投稿された木村光希 納棺師(@kouki75241309)さんは、映画「おくりびと」の技術指導に携わった納棺師の第一人者の父を持ち、納棺師を育成する学校「おくりびとアカデミー」の代表取締役も務められています。
ツイートを見ているだけでも涙が出てきますよね…。仕事中とはいえ、目の前にそのような事があれば、涙があふれてくるのは仕方がないことですよね。
そのような納棺師の姿を見て「プロじゃない」という方がいるそうですが、一連の流れに支障がないのであれば問題ないように思います。
寄せられていた声
このツイートに対しては、同業者の方からの共感の声などが寄せられていました。
やはり感情を持つ人間
納棺師も感情をもつ人間です。納棺師の方がその場で仕事にならないぐらいに号泣してしまうのであれば、プロではないと言われる余地もあるのかと思いますが、涙してしまう感情を大切にした上で仕事に集中するというのも、またプロの仕事だと思います。
自分の大切な人と別れる時、故人との何の関わりもない納棺師の方が一緒に涙を流して寄り添ってくれることに対して、遺族が悪い気持ちを抱くわけがありません。いずれにせよ、改めて納棺師という仕事の大変さを思い知らされました。
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