年間を通して、飲むとほっと息をつけるスープや汁物。
特に寒い冬になると需要も高まってきますが、どのくらいの割合の人がスープや汁物を飲むのか、どんな種類のものが好まれているのかという実態を、マイボイスコム株式会社が行ったアンケート調査から見ていきましょう。
目次
好きなスープ・汁物に関するアンケート
まずは好きなスープ・汁物に関するアンケートについて見ていきましょう。
どのようなスープ・汁物が好きですか？
好きなスープ・汁物は（複数回答）、「味噌汁」「豚汁、けんちん汁」が7～8割、「コーンスープ（洋風）」「ビーフシチュー」「クリームシチュー」が各50%台となりました。
女性で比率が高いものが多く、「春雨スープ」「チャウダー、クラムチャウダー」「かぼちゃスープ」「ビシソワーズ」「ミネストローネ」は男女差が大きくなっています。
スープ・汁物を食べる時のこだわり
・具材を小さく切り、飲みやすいようにする。（男性22歳）
・とにかくたくさんの種類の具材を入れるようにしている味付けは気持ち薄めに、『もう少し』を我慢している。（男性38歳）
・具だくさんで美味しい汁物が好きで、うどんにかけて食べる事の出来る汁物（豚汁など）を意識して作っています。（男性47歳）
・登山などアウトドアで副食として暖かい飲み物を作る。（男性74歳）
・塩おにぎりと豚汁、パンとミネストローネなど洋風か和風どちらかに合わせる。（女性30歳）
・ショウガを入れたり、ハーブ類を入れている。何となくだけど体を温めてくれそうだから。（女性37歳）
・家では具沢山で栄養が摂れるものを作る。市販のものはなるべく添加物少な目のものを選ぶ。（女性53歳）
・寒い時に食べるので栄養面を考え具沢山にして食べる。野菜をスープ用に大量に作って小分けして冷凍し、食べたい時に解凍して好きなスープの素を入れて食べる。これなら毎日違った味わいを楽しめる。（女性61歳）
直近1年間で食べたスープ・汁物に関するアンケート
次に直近1年間で食べたスープ・汁物に関するアンケートについて見ていきましょう。
直近1年間で食べたスープ・汁物のタイプ
スープ・汁物を食べる人が直近1年間に食べたタイプを複数回答可能形式で回答してもらいました。
その中で最も多かった回答は「家で調理したもの」が79.5%です。
市販のスープ・汁物を食べる人は7割強で、「インスタントの袋入り」が59.2%、「インスタントのカップ入り」が33.0%となっています。
直近1年間で食べた市販のスープ・汁物の種類
直近1年間に市販のスープ・汁物を食べた人が食べた種類についても複数回答可能形式で回答してもらいました。
その結果、「味噌汁」が80.5%、「コーンスープ（洋風）」が49.1%、「お吸い物」「わかめスープ」「たまごスープ」「豚汁、けんちん汁」が各30%台という結果になりました。
10～30代男性の回答では「豚汁、けんちん汁」の比率が高く、「コーンスープ（洋風）」「ポタージュ」は低い傾向にありました。
市販のスープ・汁物購入時に重視する点
最後に市販のスープ・汁物購入時に重視する点について見ていきましょう。
市販のスープ・汁物購入時に重視する点
直近1年間に市販のスープ・汁物を食べた人に、購入時の重視する点についても、複数回答形式で尋ねました。
その結果、「味」が79.6%、「価格」が51.4%、「具だくさんである」が31.9%、「野菜が多い」「一緒に食べる食品との相性」「容量、サイズ」が各2割強となっています。
「粉末、フリーズドライ、生タイプなど」は女性高年代層、「賞味期限・消費期限」「食べ慣れている」は高年代層、「食べ応えがある」は若年層で高くなっています。
調査概要
調査対象：MyVoiceのアンケートモニター
調査方法：インターネット調査
調査時期：2023年12月1日～12月5日
回答者数：9,318名
