出典:Facebook
南米エクアドルで撮影された1枚の写真、つぶらな瞳でこちらを見つめる1匹のナマケモノが柱にしがみつく姿はとても愛らしく感じますよね。
しかし、ナマケモノ自身は可愛さをアピールするため柱にしがみついているわけではありません。あるものに怯え身動きがとれなくなっていたのです。
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高速道路に迷いこんだナマケモノ
実はナマケモノがしがみついているこの柱は高速道路に設置されたガードレールだったのです。高速で車が行き交う道路の真ん中に取り残されては身動きがとれなくなるのも当然ですね。
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しかし、なぜナマケモノはこんな危険な場所に迷いこんでしまったのか、それは最近完成したばかり高速道路が理由でした。
この高速道路が作られた場所はもともとナマケモノの通り道で、車が通るようになったと知らず横断しようとして動けなくなったのです。まさか自分の通り道がこうなってるとは思わなかったでしょうね。
保護され無事森へ還される
このナマケモノは、通報を受け駆け付けたエクアドル交通局の職員によって保護されました。その後、獣医の診断で身体に異常がないと分かると、住処の森に還されました。
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その時の様子がFacebookに投稿され、ネット上で大きな反響がありました。
<コメントを一部抜粋>
・無防備な動物を助ける素晴らしい行動に称賛を贈りたい!
・これは良い仕事!こんな人たちが守る高速道路なら安心して運転できるな。
・動物の命を尊重してくれてありがとう。君たちは貴重な存在だ!
・よく高速道路で動物が死んでいる。それを少しでも減らすのに役立ってくれそう。
コメントにもあるように、救助に来てくれた交通局の職員に感謝ですね。
日本でも高速道路に動物が迷いこむことがよくあります。普段から車を運転する方は十分に注意してくださいね。