
朝、机の上に置かれたメモ帳に、見覚えのない文字で「カギは冷蔵庫の中」──。
これは誰が書いたの?いや、これ…私の字?
そんな、「自分が書いたような気がするけど、全く覚えていない」 “ 謎のメモ ” にまつわるゾッとするエピソードをご紹介します。
日常の中にひそむ、背筋が寒くなるような5つの実話をご覧ください。
目次
【1】寝言の“代筆”?深夜3時のメモ帳に…
ある夜、何となく目が覚めて、ふと机のメモ帳を見ると「今夜、来るよ」とだけ書かれたメモ。
書いた記憶はまったくないのに、筆跡はどう見ても自分のもの。
気味が悪くなって、防犯カメラを確認してみると、深夜3時ごろ、玄関の前に一瞬だけ人影が…。
すぐに立ち去ったようだが、それが誰かは特定できませんでした。
「来るよ」とは、誰が?何が?
考えれば考えるほど、ゾッとしたという不思議なエピソードです。
【2】未来の自分から?“予言メモ”の真相
ある日、引き出しの奥から、古びたメモ用紙が1枚出てきました。
そこには未来の日付とともに、「気をつけて」とだけ書かれていたんです。
筆跡は、自分の字にも見えるけれど…書いた記憶はまったくありません。
最初は気のせいかとも思いましたが、何となく胸騒ぎがして、その日は外出をやめて家で過ごすことにしました。
すると、なんとその日の夕方、近所で大きな交通事故が発生。
場所は、まさに私がいつも通る道でした。
もし出かけていたら、もしかして…巻き込まれていたのは私だったかもしれません。
あのメモは、未来の自分が書いたのか、それとも何か見えない存在が知らせてくれたのか…。
今でも真相はわかりませんが、あのときの直感を信じて本当に良かったと思っています。
命を救ったかもしれない一枚のメモ。
そう思うと、ゾッとする以上に、不思議な“ありがとう”の気持ちも湧いてくるんです。
【3】亡き祖母の字に似ている…?
実家で古いアルバムを整理していたとき、小さな紙片が落ちてきました。
「もうすぐそっちへ行くから」と、震えるような文字で書かれています。
驚いたのは、その筆跡。
数年前に他界した祖母の字に、そっくりだったのです。
もちろん、日付もなければ、誰宛なのかも不明。
けれど、紙の新しさだけは妙に気になりました。
あれは祖母からのメッセージだったのか、それとも誰かが仕組んだいたずらだったのか…その真相は今もわかっていません。
【4】“やってないのに終わってる”家事メモ
「洗濯終了」「ゴミ出しOK」…冷蔵庫に貼られた付箋に、毎朝チェック項目が書かれていました。
確かに自分の字だけれど、そんなこと書いた覚えはありません。
しかも、書かれている内容がすべて “ 実際に終わっている ” ことでした。
最初は夫や子どものいたずらかと思ったが、誰も心当たりがないという。
あるとき試しに、夜寝る前に真っ白のメモ帳を置いておいたところ──翌朝には「明日は休んで」と書かれていました。
まるで、未来の自分がそっとアドバイスをしているかのようでした。
【5】仕事机に「○○さんは危ない」と書かれた付箋
オフィスの自分の机。
誰もいないはずの朝一番、書類の上にぽつんと貼られていた付箋には「○○さんは危ない」の一言。
同僚の名前だったが、当時は特に気に留めませんでした。
だが数日後、その人物が会社の機密情報を外部に漏らしていたことが発覚。
ぞっとするのと同時に、あのメモはいったい誰が…?
「守られた」というより、「見えない誰かが伝えてくれた」ような、そんな不思議な感覚に包まれたというエピソードです。
■まとめ:メモに宿る“無意識のサイン”かも
書いた覚えはないのに、そこに “ 自分の字 ” がある──。
そんな「現実」と「記憶」のズレが、妙にリアルで、かえって恐怖を感じさせます。
もしかすると、私たちが普段は気づかない “ もう一人の自分 ” が、何かを伝えようとしているのかもしれません。
それは潜在意識からのメッセージか、誰かの想念か…。
謎のメモにふと気づいたときは、注意深くその内容を読み取ってみるのも一つの防衛かもしれませんね。