
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、「奥さんって大変ですね」という一通のLINEをきっかけに始まった、投稿者の戦いの記録です。
送り主は、なんと“知らない女”──夫の浮気相手でした。
投稿者は、千葉県在住の30代女性・Kさん。
毎晩のように届くLINE。滲み出るマウント感、そして謎の“同情”メッセージ。
最初は戸惑っていたKさんでしたが、ある日を境に、逆転のスイッチが入ります。
テーマは、「挑発LINEに負けなかった嫁の、静かな一撃」。
夫婦の絆を脅かすような“部外者のLINE”に、どう立ち向かうべきか。
★1話完結で描かれる、耐えた日々と、最後に待つスカッとする結末をご覧ください★
目次
知らない女からのLINE「奥さんって、大変ですね」
夫とは10年連れ添い、小さな喧嘩はあれど、円満だと思っていたんです。
けれど、ある夜、私のスマホに見知らぬ名前からLINEが届きました。
「こんばんは。○○さんの奥さんですよね?」
「いきなりすみません。でも…奥さんって、大変ですね」
……誰? なぜ私のLINEを知っているの?
最初は不安でしかなかったのですが、次のメッセージを読んで、背筋が凍りました。
止まらない“挑発メッセージ”の嵐
その女は、私の夫との関係を匂わせながら、何度もLINEを送ってきました。
「毎日、帰りが遅くてかわいそう…」
「本当に、あんな人と結婚して後悔してません?」
「私だったら、もっと大事にできるのに」
夫の名前を出し、私の生活を知っている様子。
つまり──これは偶然ではない。完全に“狙って”送ってきている。
しかも彼女は、夫とは「偶然出会っただけ」と言いつつ、
「もう、情が湧いちゃって…」と一方的な感情を語ってくる。
義母に相談しても、返ってきたのは“まさかの反応”
あまりにモヤモヤして、義母に相談してみたんです。
すると返ってきたのは──
「男の人はそういうこともあるのよ」
「あなたも、もう少し優しくしてあげてね」
え? それだけ?
私は今、見ず知らずの女に“なめられてる”んですよ?
この一言で、義母への信頼も音を立てて崩れていきました。
私の“ある行動”が、沈黙を生んだ
何もしないでいるのは、悔しすぎる。
でも、感情的になってはいけないと、自分に言い聞かせました。
そこで私は、あえて冷静にこう返信しました。
「このやりとりは、すべてスクリーンショットで保存済みです」
「必要であれば、弁護士を通じてお話ししますね」
その直後──ピタリとLINEは止まりました。
翌日、夫としっかり話し合い、スマホをチェックさせてもらいました。
浮気の証拠はなかったものの、女とのやり取りは確かに“始まっていた”。
LINE交換も、飲み会で「なんとなく」だと言い訳されましたが、
私は彼女の“先制パンチ”を忘れません。
決着は“あの女”からの一言だった
ある日、その女から最後のメッセージが届きました。
「もう、連絡しません」
「お騒がせしてすみませんでした」
──いいえ、騒がせたのはそちらです。
でもその一言をもって、私はやっとこの“無言の戦い”を終えられました。
まとめ:静かに、しかし確実に“線を引く”
無視するのではなく、“正当に向き合う姿勢”こそが最大の武器。
夫には、以後一切のSNS・連絡先を見せてもらう約束をし、
私はもう誰にも土足で入らせないと決めました。
優しさだけでは守れないものがある。
でも、冷静な一言が、すべてを終わらせることもあるのです。
この記事が、同じように悩んでいる方の力になりますように。
“知らない誰か”からの挑発に、怯えなくて大丈夫。
静かでも、毅然としたあなたの姿は、何よりも強いから。