
お気に入りのブラ、気づいたら形が崩れてる…。
「どうしてこんなに早くダメになるの?」──実はその原因、“洗い方”にあるかもしれません。
下着の洗濯って、なんとなく自己流になりがちですよね。
でもブラジャーは、繊細な構造を持った“精密機械”のような存在。
間違った洗い方を続けると、あっという間に寿命を縮めてしまうのです。
今回は、誰も教えてくれない“正しいブラの洗い方”と、やってしまいがちなNG習慣を、コラム風にわかりやすくご紹介します。
目次
実は、ブラジャーは「手洗い」が基本だった!

まず結論から言うと、ブラジャーは基本的に“手洗い”推奨です。
でも現実には…
忙しくて手洗いなんてムリ
洗濯ネットに入れて洗濯機へGO
「何年もそうしてるけど壊れてないし…」
という声、多いですよね。
でもそれ、“今は壊れてないだけ”で、確実に劣化は進んでいるんです。
とくにワイヤー入りブラは、生地の摩擦や衝撃で型崩れしやすく、クッションやホック部分も傷みやすい。
できる限り、「やさしく・短時間で・部分洗い」が鉄則です。
やってない?NG洗濯習慣
ブラを長持ちさせたいなら、避けたいNG習慣があります。
※ 洗濯機で“他の洗濯物と一緒”に洗う
→タオルやデニムと擦れて生地が傷む原因に。
※ 洗濯ネットなしで洗う
→ホックが引っかかり、型崩れの原因になります。
※ 乾燥機でガンガン乾かす
→熱でワイヤーが歪んだり、伸縮性が一気に失われます。
「ちょっと面倒…」と思うかもしれませんが、一度崩れたブラの形は戻らないことがほとんど。
たった数分のケアで大切な下着の“寿命”がぐっと延びるなら、それだけで試す価値があります。
正しいブラの洗い方【手順付き】

「じゃあ、どうやって洗えばいいの?」という方のために、基本の“手洗いステップ”をご紹介します。
【Step1】 洗面器などにぬるま湯を張る
お湯は40℃以下が目安。下着用洗剤があればベストです。
【Step2】 ブラを優しく押し洗い
ゴシゴシこすらず、汚れを押し出すように軽く洗うのがコツ。
【Step3】 すすぎはたっぷりの水で
洗剤が残らないよう、しっかりすすぎます。
【Step4】 タオルで挟んで水分をオフ
絞るのはNG。清潔なタオルで水分を吸わせるのが◎。
【Step5】 形を整えて陰干し
カップ部分をふんわり整えて、直射日光を避けた陰干しで乾かしましょう。
洗濯機派なら「これだけは守って!」

「どうしても洗濯機で洗いたい!」という人もいますよね。
そんなときは、以下のポイントを守るだけでもかなり違います。
ブラ専用の洗濯ネットに入れる
ホックは必ず留める
ドライモードや弱水流を選ぶ
他の洗濯物と分けて洗う
乾燥機は絶対NG
ポイントは“揺らさない・擦らせない・熱を加えない”こと。
ちょっとした意識で、ブラの寿命はグンと伸びますよ。
それでも「面倒!」な人へ──3枚ローテのすすめ
手洗いが面倒、洗濯ネットがうまく使えない…。
そんな人には、“3枚ローテ”がおすすめです。
毎日洗うのではなく、3枚を順番に使っていけば1枚あたりの使用頻度が減り、週末にまとめてケアするだけでOK。
「今日も丁寧に洗えなかった…」という罪悪感も減りますし、
何より“少し良い下着を丁寧に扱う”という気持ちが、心を整えてくれるんです。
【まとめ】下着ケアは「自分への思いやり」
ブラの正しい洗い方って、実は誰からもちゃんと教わってないことが多い。
でも、それって“自分の体”を大事にすることと、実は同じなんです。
伸びたブラ、歪んだワイヤーを身につけていると、
気づかないうちに、姿勢も気持ちも“なんとなく下がる”もの。
だからこそ、
「自分に丁寧であること」──それは、下着を優しく扱うことから始まるのかもしれません。