「え、ブラって毎日洗うのが普通じゃないの…?」
そんな素朴な疑問に、多くの女性がハッとするかもしれません。
実は今、「1日着けただけのブラなら、洗わなくても大丈夫」と思っている人が意外に多いのです。
けれどその考え、ちょっと危険かもしれません──。
目次
実際どうしてる?ブラの洗濯頻度アンケート
ある調査によると、女性の約4割が「ブラを毎日洗っていない」と回答したそうです。
毎日洗う派: 約60%
2日に1回派: 約30%
3日以上使う派: 約10%
★ ※FANDO編集部調べ※ ★
「すぐに汚れるわけじゃないし」「洗いすぎると傷みそう」そんな理由で“つい数日使ってしまう”人が増えているようです。
でも本当に、洗わなくて大丈夫?
ブラの中は“湿気と皮脂”の温床だった!
夏の蒸し暑さはもちろん、冬でも暖房のきいた室内では汗をかきがち。
特にブラジャーは、次のような“菌の温床”になりやすい条件がそろっています。
皮脂・汗・角質が集中する場所
アンダー部分は1日中こすれ続ける
通気性が悪く、湿度が高い
つまり、「目に見えない汚れ」は、思っている以上に溜まっているのです。
しかも、肌に密着しているぶん、直接的な影響が出やすいのも特徴です。
洗わないことで起きる“3つの問題”
では、ブラを毎日洗わないとどうなるのでしょうか?代表的な3つのトラブルを紹介します。
① 雑菌が繁殖しやすくなる
肌から出た汗や皮脂をそのまま放置すると、繊維の中で雑菌が増殖。
これが体臭のもとになったり、肌荒れを引き起こす原因に。
特にお風呂に入ったあとも同じブラをつけ直すのはNG!
せっかくキレイになった体に、汚れた繊維を密着させることになります。
② バストまわりの肌トラブル
汚れたブラを使い続けると、バストの下や脇の部分にニキビやかゆみが出やすくなります。
特に夏場は「蒸れ+摩擦」で、赤みやブツブツができやすいので要注意。
敏感肌の人は、1日つけただけでも肌に負担がかかっている場合があります。
③ ニオイが繊維に定着してしまう
汗や皮脂が染み込んだままのブラは、洗っても取れないニオイの原因に。
とくにワイヤーやパッド部分は乾きにくく、ニオイがこもりやすいので、定期的にしっかり乾燥させることが大切です。
毎日洗うのが理想だけど…「劣化が心配」という声も
「毎日洗うと、レースが傷んだり型崩れしそう…」という声も多く聞かれます。
でも、きちんと洗い方に気をつければ、大切なブラを長持ちさせながら清潔に保つことが可能です。
「ケアしながら使う」意識が、結局はお財布にもやさしく、自分の体にもやさしい選択になりますよ。
長持ちさせる洗い方のポイント
手洗い or ランジェリーネット使用
洗剤は中性洗剤を使用
脱水は軽く押すだけ or タオルで水分を吸収
直射日光を避け、陰干しで乾燥させる
これらを守るだけで、繊細なブラも安心して毎日洗えるようになります。
「毎日洗うために」できる3つの工夫
ブラの枚数を増やしてローテーション
お気に入りを3〜5枚用意しておけば、負担も減り、傷みにくくなります。
お風呂のついでにササッと手洗い
お風呂の最後に洗面器でチャチャッと洗う習慣をつけるとラク。
洗面所に専用ネットを常備
洗濯機派の人は、すぐネットに入れて回せるようにしておくのがコツ。
【まとめ】“1日履いたブラ”は、目に見えない雑菌まみれ?
1日着けたブラは、想像以上に汗と皮脂でいっぱい。
放っておくと菌の温床になってしまい、ニオイや肌荒れの原因に。
でも、毎日しっかり洗うことで、
「バストも肌も、もっと快適になる」そんな変化がきっと感じられるはずです。
今日からできる“ちょっとした意識”で、自分をもっと大切にしてあげませんか?