
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に構成しています。
個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
夫婦で始めたはずの趣味SNS。
思いのほかにハマっていき、1日に何個も投稿していました。
けれど、その投稿は夫だけでなく…私の知らない誰も関与していました。
関東在住の30代会社員・Mさんが経験したのは、SNSを通じて気づいた夫の別の顔。
たくさん投稿していただけに、見落としそうな違和感でした。
目次
スマホに浮かんだメッセージの違和感
ある日、夫が席を外していたときのこと。
ふと彼のスマホ画面に、見慣れないDM通知が表示されました。
「ありがとう。またアップしようね」
アイコンには知らない女性の顔。
夫から女の人の名前の聞いたこともないので不思議に思いつつ…。
そのメッセージを見た瞬間、Mさんは胸騒ぎを覚えたといいます。
投稿の背景に見え隠れする他人の気配
改めて夫のアカウントを見返してみました。
更新頻度も高く、SNSを楽しんでいるな~と思っていました。
しかし、投稿をよく見てみると…、
料理や日常の記録写真の中に、微かに誰かの手や文字が写っていることに気がつきます。
女性らしい手首や、手書きメモ。
これまでは「撮影の工夫かな」と思っていたものが、急に意味を持ち始めます。
投稿者は2人だった
Mさんは、アカウントのプロフィールや投稿履歴、ストーリーズを丁寧にチェック。
アカウントの友達を一人ずつを確認すると、夫と共通するタグや文体、投稿時間をしている女性を発見。
過去には「今日は2人で頑張りました」と書かれた投稿まで残っていました。
さらに、投稿の背景にはおそろいのマグカップが写り込み、別のストーリーにはカフェの隅で並ぶ二人の足元も。
「これはもう、趣味アカではない」
そう感じたMさんは、証拠を保存していきました。
「そのアカウント、私も見てたよ」
数日後、Mさんは夫に問いかけます。
「この前、スマホに通知が出てた。『またアップしようね』って。…あのアカウント、私も見てたよ」
夫は「仕事関係の後輩だよ」と答えました。
けれど、机に置かれた投稿のスクリーンショットやDMの記録を前に、それ以上は何も言えなかったといいます。
見直されたのはアカウントだけじゃない
離婚には至らなかったものの、Mさん夫婦はこの出来事をきっかけに、互いのスマホやSNS運用のルールを見直しました。
・SNSアカウントは共有制とし、ID・パスワードを開示
・投稿には個人が特定されるものを含めない
・今後SNSで他人と活動する場合は、配偶者の同意を得る
夫は「悪気はなかった」と話したそうですが、Mさんにとって一番辛かったのは、二人でやっていたはずのものを、こっそり他人と楽しんでいたことでした。
夫はこの人と不倫をしていたか?
モヤモヤしていたけど、これ以上つらい思いはしたくないと思い、詳しくは突き止めませんでした。
SNSが映すのは、関係の距離感
趣味の共有が、いつの間にか信頼の分岐点になることがあります。
Mさんが語ったように、「浮気とは言えないかもしれない。でも、私に隠していた時点で裏切りだった」と感じた心の温度差。
たとえDM一通、投稿の一枚であっても、見えない線を越えていることはあるのです。
あなたの見ている投稿、その裏に誰かの存在を感じたことはありませんか?
※本コンテンツのテキストの一部や画像は、生成AIを使用しています。