「本当に長い間ありがとう」「娘も泣いています」
長年多くの人々に愛されてきたゾウの「はな子」(69歳・メス)が、残念ながら天国へ旅立ちました。
本日午後、井の頭自然文化園のアジアゾウ「はな子」が残念ながら死亡しました。Hanako the Asiatic elephant at Inokashira Park Zoo has passed away today. pic.twitter.com/QjOtr931of
— 東京ズーネット[公式] (@TokyoZooNet_PR) 2016年5月26日
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井の頭自然文化園で飼育されていたアジアゾウの「はな子」。5月26日(木)朝、室内で横臥していたため、自力で起立を促す試みを続けていたそうですが、15時4分に死亡が確認されたそうです。
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東京ズーネットのWEBサイトでの発表によると、26日の8時30分にゾウ舎室内で「はな子」が横臥していたといいます(夜間監視ビデオで確認したところ、1時25分頃、横臥状態となった模様)。
横臥したままだと内臓を圧迫して命の危険にさらされるため、上野動物園・多摩動物公園の飼育職員の応援も受け、ロープなどにより起立させるべく懸命の作業を続けていたそうです。
死因は不明で5月27日に解剖検査を実施予定とのこと。
タイと日本国の友好のシンボルとして、子どもたちの要望を受けて来日
はな子は1949年9月2日、タイと日本国の友好のシンボルとして、日本の子どもたちの要望を受けて来日し、上野動物園に到着しました(来日時は2歳半ほど)。その際に「はな子」と命名されたといいます。その後、1954年に上野動物園から井の頭自然文化園に移動。2013年には、66歳で国内最高齢記録を更新していました。
(寄せられていた声)
@TokyoZooNet_PR 幼い頃から半世紀に渡り慣れ親しんだゾウさんでした。ほんとうに長い間ありがとうございました。安らかに。 pic.twitter.com/UJVk6SxFAN
— 白兎珈琲店 (@shirousacoffee) 2016年5月26日
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@TokyoZooNet_PR 人生ではじめて認識したぞうさんが「はな子さん」でした。先日テレビ番組ではな子さんが取り上げられていたのをみて、会いに行きたいと思っていた矢先でした。お悔やみ申し上げます。
— 日本エコツーリズム協会(JES) (@jes_office_PR) 2016年5月26日
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@TokyoZooNet_PR 子供が、寂しいとシクシク泣きながら描きました。はな子おばあちゃんが安らかに虹の橋を渡り、群れに合流できますよう。 pic.twitter.com/x4TLft4osx
— ごろー@小さき人の下僕 (@nemuchu) 2016年5月26日
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@TokyoZooNet_PR はな子さん。ありがとう。お空の上で生まれたところや長く住んだ井の頭を見守っていてね。先に天国へ行ったお友達や家族と楽しく遊んでください。
— nyaru-chu-chu (@nyaruchu) 2016年5月27日
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@TokyoZooNet_PR うちから近いので50年間観て来ました…
今の飼育員の方々はもちろんの事ですが、歴代の飼育員の方々含め、心よりありがとうこざいましたと言わせて頂きます。 pic.twitter.com/K7tykkNmzH— 田崎です (@TAZAKi888TAZAKi) 2016年5月26日
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@TokyoZooNet_PR 井の頭公園で陽だまりの中を悠然と歩いていた姿が
忘れられません。とてもとても悲しいですが、はな子を愛した皆の思いは
これからも消えることはないと思います。ほんとにありがとう、はな子!— アントワネット (@popowhite) 2016年5月26日
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はな子の死を悲しむ声、感謝の声がたくさん寄せられていました。それを受けて、東京ズーネットがツイート。
はな子、皆さんからいただいたツイートでトレンドに入ったよ…、はな子。
お言葉をたくさんいただいており、お返事を差し上げられておりませんが、心よりお礼申し上げます。
— 東京ズーネット[公式] (@TokyoZooNet_PR) 2016年5月26日
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いかに多くの人たちから愛されていたのかが改めて分かります。東京ズーネットのWEBサイトでは、ゾウ舎前に献花台とメッセージを書ける用紙を設置すると発表されています。
半世紀に渡って愛され、子どもたちにたくさんの夢を与え続けてくれました。どうか安らかに…。長い間、本当にありがとうございました。
出典:www.tokyo-zoo.net / twitter.com