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突然変異の一種!?福岡で雌雄両方の特徴を備えたクワガタが発見されて話題となっているのでご紹介します。
福岡県古賀市の会社員福原達哉さんと長男琉矢君が市内の山中で、雌雄両方の特徴を備えたミヤマクワガタを捕まえました。
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九州大総合研究博物館の丸山宗利助教(昆虫学)によると、「雌雄モザイク」という突然変異の一種で、右側に雄、左側に雌の特徴が見られるといいます。右側のはさみのような顎は左側に比べて大きく、胸の右端に毛が生えるなどしているそうです。
「夏休みの思い出に」と7月24日夜に親子で採集した7匹のミヤマクワガタに交じっていたとのこと。発生確率は数万~数十万匹に一匹であり、希少だといいます。
ちなみに、こちらが通常のミヤマクワガタ。
雌雄モザイクって何!?
雌雄モザイク(しゆうモザイク)とは、生物において一つの個体の中に雄の特徴と雌の特徴を持つ部分が、明らかな境界を持って混在していること(モザイク状態)。大多数の生物は、同じ種でも個体に性別という区別が存在する。オスとメスとで細胞の遺伝的構成は異なり、多くの場合、オスの特徴とメスの特徴は一つの個体で併存することはない。その例外の一つが雌雄モザイクである。
(寄せられていた声)
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雌雄モザイクは、昆虫やクモ類などには比較的よく見られるそうですが、甲殻類や鳥類などにも見られることがあるといいます。FunDoでは以前、5,000万匹に1匹の珍しいカラーのロブスターが話題に!という記事を書きました。体の半分が違う色のロブスターなのですが、この時は雌雄モザイクではなく、完全なる雌だとされていました。併せてチェックしてみてください!
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