出典:Wikipedia
4年に1度行われるオリンピック。現在はブラジルのリオデジャネイロで開催されていて世界中が注目していますね。
そんな中で今回、私は約100年前に行われたオリンピック競技に目を向けてみました。そして当時の競技種目について調べていると、意外な競技をいくつか見つけちゃいました!当時の貴重映像もあるので一緒にご紹介します!
目次
立ち幅跳び
走り幅跳びは現在もオリンピック競技の種目になっていますが、約100年前の1900年のパリ五輪~1912年のストックホルム五輪までの4大会では立ち幅跳びが正式種目に入っていたそうです。
1912年ストックホルム五輪での実際の映像をご覧ください。
<動画はこちら>
出典:YouTube
この年の金メダルは、コンスタンティノス・ツィクリティラス(ギリシャ)の3m37cmだそうです。
ちなみに公式世界記録は、レイ・ユーリー(アメリカ)の3m47cm。レイ・ユーリーは1900年パリ五輪から1908年ロンドン五輪まで3連覇した記録も残しているそうです。
立ち高跳び
こちらも走り高跳びは現在もオリンピックの競技種目になっていますが、立ち幅跳びと同様に立ち高跳びも1900年のパリ五輪~1912年のストックホルム五輪までの4大会で正式種目だったそうです。
1912年ストックホルム五輪での実際の映像をご覧ください。
<動画はこちら>
出典:YouTube
この年の金メダルは、プラット・アダムス(アメリカ)の1m63cmだそうです。はさみ跳びでこの高さを飛ぶってかなりスゴイですよね!
立ち高跳びの公式世界記録は、これもまたレイ・ユーリー(アメリカ)の1m65cm。走り高跳びでも1900年パリ五輪から1908年ロンドン五輪まで3連覇という記録を残しているそうです。恐るべし、レイ・ユーリー!
綱引き
学校での運動会で必須とも言える競技ですが、オリンピックでは1900年パリ五輪~1920年アントワープ五輪までの6大会で正式種目でした。
これは1912年ストックホルム五輪での実際の競技の模様です。
出典:YouTube
この年の金メダルは、スウェーデンでした。
ちなみに当時はルールが統一されておらず、1チームの構成がパリ五輪では6人制だったり、ロンドン五輪では8人制だったりとまちまちだったそうです。
綱登り
名前の通り、1本の長い綱を垂直に登っていくだけのシンプルな競技。1896年のアテネ五輪~1932年のロサンゼルス五輪まで正式種目として4回行われたそうです。
1896年のアテネ五輪で実際に行われた様子がこちら▼
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審査はフォームとスピードが基準だそうです。とても長そうな綱にたった1人で登っていて、なんだかちょっぴり寂しい感じ…。
ちなみに1896年アテネ五輪で金メダルを獲ったのは、ニコラオス・アンドリアコポウロス(ギリシャ)で、14mの長さの綱を23秒4で登りきったそうです。
熱気球レース
気球レースもオリンピックの競技種目だったとは想像していませんでした。1900年のパリ五輪のみで行われたそうです。
その様子がこちら▼
飛行距離、飛行時間、既定の場所に着陸する正確性が審査基準だそうで、フランスが圧勝だったそうです。
そして、機械の推進力を利用する競技が禁止された為、オリンピックで実施されなくなったのだそうです。まさに幻の競技だと言えますね!
今回は過去の意外な競技をご紹介しましたが、こうしてオリンピックの歴史を知っていくのも面白いですよね。そしてゴルフのように約100年振りに復活する競技が今後、現れたりするのかちょっぴり楽しみです♪
出典:Wikipedia / YouTube / natgeo.nikkeibp.co.jp / Pinterest