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「申し訳ない気持ちでいっぱい」
銅メダル獲得後、日本の柔道選手の口から度々出る謝罪の言葉。柔道にはどことなく「金メダルでなくてはダメ」というような空気があるように感じます。これは、過去の五輪でも同様。今回、この発言をめぐり、ネット上でさまざまな意見が飛び交っています。
今大会でのメダル第1号になった柔道女子48キロ級の近藤亜美選手(21)は、2016年8月6日の3位決定戦で勝利して銅メダルを獲得したものの、「申し訳ない気持ちでいっぱい」と話ながら悔し涙を浮かべました。
【五輪柔道】「実力のなさ出た…本当に申し訳ない気持ち」近藤亜美、日本勢第1号メダルも涙 https://t.co/KJR7zNVGtz #オリンピック #リオ2016 #柔道 pic.twitter.com/4TBpTY5ETD
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2016年8月6日
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近藤選手の銅メダル獲得以降、日本の柔道選手は次々に銅メダルを獲得しました。しかし、柔道男子81キロ級の永瀬貴規選手(22)が「金メダルだけを狙っていた」と話していたように、どこかで柔道の母国であるがための宿命を背負っているかのような発言が散見されました。
これに対して、バルセロナ五輪の柔道女子銀メダリストの溝口紀子さんがツイートします。
柔道の銅メダル論争勃発か?日本柔道家は家元意識が高いエゴイストです。私も現役時代「銀じゃ銅じゃダメなんです」と思っていました。とはいえこの価値観は、同時に他の銀メダリスト、銅メダリストを侮辱することになることに気付けないから言える事。柔道を引退してしばらく経ったら気づきました。
— Noriko MIZOGUCHI (@mysomizo) 2016年8月9日
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「銀じゃ銅じゃダメという価値観は、他のメダリストを侮辱することになる」と述べています。そして、それは引退して時間が経ってから気づいたとも…。この問題については、ネットユーザーからさまざまな声が寄せられていました。
柔道選手の「銅メダルでごめんなさい」は他のメダリストへの侮辱? #lends https://t.co/sQzRiRpWqF 伝統的柔道ではなくスポーツ柔道になっているのに、柔道社会がまだ伝統を意識しすぎる空気を作ってるんだろうなあ。それが良いか悪いかは難しいところだが。
— 日本を第一に考える:Sindy (@sindy1951) 2016年8月11日
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「銅メダルでごめんなさい」ってすごく味わい深い言葉じゃないか・・なんで批判するのん・・
— まりおん子 (@marionko_) 2016年8月11日
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謙遜も過ぎると卑屈に見えるし、上位選手だけではなく、下位選手にも失礼だと思う。 / 柔道選手の「銅メダルでごめんなさい」は他のメダリストへの侮辱? - ライブドアニュース https://t.co/oQjiCkshun
— kuonryo (@kuonryo) 2016年8月11日
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柔道で銅メダルを取って、ごめんなさいはやめましょうよ。銅メダル、凄いと思います。欲しくても届かなかった選手がたくさんいるのに。 #Rio #柔道 #銅メダル #オリンピック
— seigoの喜怒哀楽 (@seigo0814) 2016年8月11日
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あえて言うけど、この金だけしか取りに行かないという慢心が銅メダル止まりな現状を作ってんじゃないの? / 柔道選手の「銅メダルでごめんなさい」は他のメダリストへの侮辱? #ldnews https://t.co/qFH7nRO70O
— シン・ゴゴ山 (@Gg_Yama_) 2016年8月10日
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しかし過去の実績などで、全く金メダル候補とはいえないでしょ、この人。という人まで金メダル絶対必須みたいなグループに放り込まれて、銅メダルでもごめんなさいみたいな展開になるのどうにかならんか。
— おりた (@toronei) 2016年8月9日
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日本の柔道って、銅メダルでごめんなさい!な雰囲気。
銅メダルだよ!凄いよね。メダルを取れるだけで素晴らしいことだよ。頑張れ日本!!— Yuko (@amaten1982) 2016年8月8日
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銅メダルを獲ってるのに「金メダルとれなくてごめんなさい」って謝るのはやめないか。金メダルじゃないと駄目みたいな風潮を余計に煽るようだし、自分が悔しいならそれだけを言えばいいのであって、謝るのはちょっとずるい。
— プリースクリミナル (@fruitssour) 2016年8月8日
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日本初メダルを取っても悔し涙で申し訳ないと謝罪した女子柔道の近藤亜美選手。
いやいや立派でしたよ!おめでとうございます!
— 山ちゃん('') (@paro2dame) 2016年8月6日
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発言を肯定する意見、否定的な意見、さまざまな声が寄せられていました。しかし、オリンピックでのメダル獲得は個々の選手の努力の結晶であり、尊く素晴らしいものです。どんな色のメダル、結果であっても、自然と湧き上がる選手たちの感情に私たちは心を打たれます。
とはいえ、柔道には他の競技にはない独特の空気があるのだと思います。それが良いか悪いかは難しい問題です。
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