
ある日、アメリカの動物保護団体「Hope For Paws」は、野良犬が隠れているという通報を受け、現場に駆けつけました。
そこでスタッフたちは、初めて聞くような犬の「泣き声」を耳にしたのです。
目次
怯えて泣く犬…やっとのことで保護
そのジャーマンシェパードは、近隣の人の話によると、ここ数日車の後ろに隠れて出てこないとのことでした。
スタッフが食べ物を持ってゆっくり近づいても、人の手からはなかなか食べようとせず、泣いているような声を上げます。
保護のために捕獲しようとしても、「怖い!」と悲鳴を上げて、拒絶する犬。
なんとか捕獲はしましたが、保護団体のスタッフでも、こんな風に怯えた泣き声を上げる犬には初めて出会ったとのことでした。これまでに一体どんなつらい体験をしてきたのでしょう…
少しずつ近づいて触れるうちに、人間の手に慣れてきたその犬は、仮にレインと名付けられました。危害を加えない優しい人だとわかると、ぴったりと体を寄り添わせてきます。きっとずっと、寂しかったんですね…。
体を洗ってもらって、撫でてもらうと、リラックスした表情になりました。
新たな家族のもとで見違えるような笑顔に
2週間後、レインは新しい家族に迎えられました。保護される前の様子からは想像もつかないような、人なつこい姿を見せてくれています!
新たにサッシー・パンツという名前も付けてもらい、エルニーという兄弟犬もできました。
こんな笑顔を見せてくれるようになって本当に良かった!
怯えていた野良犬のサッシーが保護されて元気な姿を見せるまでの様子は、こちらの動画で紹介されています。
動画はこちら
こんな風に笑顔になってくれるワンコたちが、少しでも増えていくといいですね!