
【New】女子高生ら「魔法の携帯トイレ」開発 被災地の女性の悩みに応えたい
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— ハフィントンポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2015, 9月 6
出典:twitter.com
目黒星美学園の女子中高生たちが開発した"災害時に使用する簡易トイレ"「女子から目線の簡易トイレ」をご紹介します。
こちらが、その簡易トイレです。生徒たちと各企業による共同開発とのこと。
東日本大震災時、被災地においてトイレにマンホールを利用したりしていたことを受け、もっと簡単に・安全で・お金のかからないトイレができないかと考え、この製品の開発に至ったそうです。
利用方法
まずは大きめのビニール袋を用意。
水を含むとジェル状に広がるポリマーシート。これを使って簡易トイレを作ります。
先ほどのビニールにポリマーシートを小さく折って入れます。
このくらいの量の水(トイレの水と想定)を入れます。
しばらくすると固まってきます。
これを、防臭袋に入れて縛ることで、気になるトイレのにおいが一切しなくなるそうです。
従来の簡易トイレだと、1回につき100円のコストがかかっていましたが、この「星美学園発 簡易トイレ」だと、1回につき15円のコストで済むそうです。随分安くなりますよね!
災害に対する備えとして、食料や衣服などに目がいきがちですが、被災地で大きな問題となっていたことの一つがトイレ問題。トイレをつい我慢してしまうと体調を崩す原因となりますし、あまりにも我慢しすぎて酷い場合にはエコノミー症候群から死亡するケースもあるとされています。手軽に携帯できて使用できる簡易トイレの存在は本当に大きいです。
生徒たちは、さまざまなイベントへの出展などを通じて、この簡易トイレの普及活動にも取り組んでいるそうです。この素晴らしい製品が、どんどん広まっていってほしいと思います!