
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、なぜか毎日同じ服「おソロコーデ・双子コーデ」になってしまう驚愕のママ友トラブルを描いた、実話ベースの体験談です。
投稿者は、地方在住の20代女性・Sさん。
今回は、執着ママを追い払う対処法についてお話しします。
今まさに「最初は“ ちょっとした偶然 ”だったけど気づけば毎日が同じものを着ている」と悩んでいる方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
どうぞ最後までご覧ください。
★1話完結で描かれる、マネっこママ友の存在・衝撃の物語です★
目次
はじめに:最初は“ちょっとした偶然”だと思っていました
「その服、私も持ってる〜♡」「あ、そのバッグ、どこで買ったの?」
――そんな些細な言葉から始まった、ママ友B子さんとのお付き合い。
子ども同士が同じクラスで仲良くなったこともあり、自然と会話するようになったのですが、気づけば毎日が“デジャヴ”のような日々に変わっていったのです…。
あれ?なんだか最近、私の服と似てる…
最初は本当に偶然だと思っていたんです。
ある日、私が着ていた淡いベージュのトップスを「可愛い!」と言ってくれたB子さん。
数日後、そっくりな服を着て現れたときも、「流行ってる色だし、かぶることもあるよね」程度に思っていました。
でも、それが1回だけじゃなかったんです。
バッグの色まで似せてくる
ネイルのデザインもそっくり
私が履いていたスニーカーのブランドまでピッタリ同じ
偶然の域を超えていて、正直ゾッとしました。
「その服、うちのと同じ〜♡」の裏に潜む違和感
一番ゾワっとしたのは、ある日保育園の玄関で会ったときのこと。
私が新調したお気に入りのワンピースを着ていたら、B子さんがにっこり笑ってこう言ったんです。
「その服、うちのと同じ〜♡」
いやいや、“うちの”って何? 私が先に着てたんだけど…。
しかもそのときB子さんが着ていた服は、まったく同じブランド・同じ色・同じデザイン。
まるで双子コーデのようで、周りのママたちにもヒソヒソと視線を向けられ、恥ずかしさと鳥肌が止まりませんでした。
どこまでマネされるのか試してみた結果…
モヤモヤしていた私は、ある“実験”をしてみることにしました。
次に買うアイテムを、あえてちょっと変わったデザインにしてみたのです。
たとえば、派手めな柄物スカート、個性的なカゴバッグ普段選ばないビビッドなピンクのカーディガン。
すると……案の定、数日後にはB子さんがそっくりのアイテムを着用して現れたのです。
ここまで来るともう、「偶然」「憧れ」ではなく、執着に近いとしか思えませんでした。
決定打となった“まさかの一言”
極めつけは、保育園のお迎えでの一言。
「ねえ、今度おうち見せてよ〜♡インテリアも気になるし〜♪」
ゾクリ。
服だけじゃなく、今度は家の中まで?
私のセンスを“マネする対象”としか見ていないその笑顔に、とうとう我慢の糸が切れました。
スカッと解決!線を引くのは悪じゃない
私は、にこやかに、でもはっきりと伝えました。
「B子さん、最近ほんとによく似たものを持ってますよね。正直ちょっと驚いてるんです。
うちは家族だけの時間を大事にしたいので、家には誰もお呼びしてないんです。ごめんなさいね。」
B子さんは「えっ…そんなつもりじゃ…」とバツが悪そうな顔。
それ以降、少しずつ距離ができましたが、正直ホッとしました。
終わりに:真似は褒め言葉。でも“執着”は違う
★「真似=好意」と思っていたけれど、度が過ぎると“侵害”になる
★「断る勇気」は、自分と家族を守る第一歩
★「好き」は、相手のペースを尊重してこそ伝わるもの
ママ友関係には、「言いにくいこと」や「曖昧な境界線」がたくさんあります。
でも、違和感を覚えたら、我慢しすぎずに“自分のペース”を取り戻すことが大切です。
「うちのと同じ〜♡」の裏には、想像以上の執着心が隠れていた――
そう気づけたのも、私が自分を見失いかけたからこそ。
今では、好きな服を好きなように着て、心から楽しめる日々が戻ってきました。
それだけで、十分スカッとしています。