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既に報道されている通り、イタリアで8月24日にマグニチュード6.2の地震が発生し甚大な被害が出ています。そのイタリアでは毎年、原爆忌の式典が行われていることをご存知でしょうか?
日本ではあまり認知されていませんが、イタリア(ローマ市)では毎年8月6日前後に、広島・長崎原爆忌の式典を古代遺跡「パンテオン(万神殿)前広場」で行っています。FunDoでは以前、日本人は知らない?毎年イタリアでも原爆忌の式典が行われていた事実という記事でご紹介しています。
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ローマ市のアレマノ市長は2015年4月、歴史教育の一環として市内の高校生らとともに広島を訪問。折り鶴を広島・平和記念公園の「原爆の子の像」にささげる行事を実施するなど、被爆問題への関心が強いといいます。
また、日本とイタリアは2016年、国交樹立150周年を迎えています。東日本大震災の際も、さまざまな形で支援してくれました。
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そして今、イタリアが甚大な被害に見舞われています。
BBCニュース - 【イタリア地震】政府が非常事態宣言 余震で救助難航 https://t.co/8CzajeBhHU pic.twitter.com/bhE9GfUMV4
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) 2016年8月26日
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イタリア首相 地震で非常事態を宣言
イタリア中部ではこれまでに250人が死亡し、レンツィ首相は非常事態宣言を出すとともに、対策費として56億円余りを投入することを決めました。山あいにある町アマトリーチェなど4つの自治体で大きな被害が出ています。
死者の数がどんどん増えていってるなぁ……うーむ。/イタリア地震:死者250人…4000人態勢、徹夜の捜索 - 毎日新聞 https://t.co/0eNPqczF4A
— フジヤマガイチ (@gaitifujiyama) 2016年8月26日
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【イタリア地震】約500人以上のイタリア赤ボランティア等が救助活動中。こころのケアチームが活動を開始し、24時間の緊急救援センターをローマにて展開。支援要請は出ておりませんが、各国赤十字社は支援に備えています。#CroceRossa pic.twitter.com/Y0kriMttjn
— 日本赤十字社 (@JRCS_PR) 2016年8月26日
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被害が特に大きいアマトリーチェは避暑地として知られ、多くの観光客が訪れていたということで、犠牲者の中にはルーマニア人やスペイン人など外国人も複数含まれているといいます。
被災地では、まだ多くの人が倒壊した建物の中に閉じこめられているのではないかという懸念もありますが、正確な人数を把握することが困難で、警察と消防はドローンなども使って発見に全力を挙げています。しかし、建物やがれきの山が余震によってさらに崩れることもあり、救助活動は難航しているそうです。
今こそ、イタリアに支援を
イタリアは日本を想い、原爆は人類に対する罪であるということを原爆忌の式典を行うなどして伝えてくれていました。
ヤフーネット基金やいのち・みらい貯金箱ではイタリア中部地震への支援を受け付けています。
ここに挙げた以外にも支援の方法はさまざまあるかと思います。1つでも多くの命が助かるように、1日も早く復興できるように願っています。
出典:www3.nhk.or.jp / twitter.com