不思議と魅力を感じてしまう世界の廃墟と化してしまった島5選

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廃墟が好きという方は意外と多いですが、特に廃墟好きという訳ではないという人でも、廃墟というのは不思議と魅力を感じるものです。

そんな不思議な魅力のある廃墟の中でも、島全体が廃墟と化しているものはその存在感や、非現実感に圧倒され不思議と惹きこまれます。そんな、不思議な魅力を持つ廃墟と化してしまった世界の島5選をご紹介します。

端島・日本

日本人なら多くの方が知っている超有名な廃墟島、通称”軍艦島”2015年には世界文化遺産にも登録され、世界中の廃墟ファンの憧れの地になっています!

グーグルアースで確認

明治から昭和にかけて、炭鉱採掘の島として栄えました。
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本来、小さな瀬であった場所を計6回埋め立てて造られた人工島で、元の面積の3倍に拡張された。島の面積は約63,000平方メートル、日本人が大好きな東京ドームで例えると約1.3個分。

小さなこの島に、ピーク時には約5200人の人たちが暮らしており、世界で最も人口密度が高かった場所とも言われています。
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島内にはたくさんの高層アパートが建築され、そのアパート各棟は通路で繋がっており、雨の日でも傘なしで島内を移動できたそうです。
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島内には、学校・病院などはもちろん、神社や旅館、パチンコ屋まであったそうです。
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因みに、ここ端島で建設された7階建ての高層アパート30号棟は日本初の鉄筋コンクリート造の高層アパートだったそうです。

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1960年以降、主要エネルギーが石炭から石油にシフトすると徐々に衰退していき、1970年以降はエネルギー政策の影響を受け1974年に閉山し、全島民が離島、無人島となった。

世界の廃墟ファンの憧れの”軍艦島”、是非一度は訪れてみたいですね!

ポーヴェリア・イタリア

廃墟ファン及び、心霊ファンには有名な無人島、水の都ヴェネチア本島の南に位置する面積約70,000平方メートルの小さな島(軍艦島よりやや大きい)、世界一幽霊の出る島としても有名な心霊スポットでもある。

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外観は緑の豊かな美しい島ですが、暗い歴史を持つ島なのです。

島の中央には水路があります。この辺りはヴェネチアっぽいですね。
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元々はヴェネチア共和国にあった島で普通に島民が住んでいました。しかし、1379年他国からの侵略を防ぐために島民を退去させ軍事要塞を築きました。その後約400年間は無人島となり、1776年、島はヴェネツィア共和国の”公衆衛生局”の管轄となり、ヴェネチアに入る全ての人や物のチェックポイントとなりました。

1793年、2隻の船に数名のペスト患者がいたことから、島は一時的に隔離収容施設となり、それ以降、伝染病患者を隔離する島となりました。
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一度島に入れられると2度と出ることは出来ない死の島となってしまいました。更に、1922年から1968年までこの島は病院として使われていたのですが、「医師が精神患者に実験的手術を施している」や「幽霊に憑りつかれた院長が自殺して閉鎖された」など、様々な噂が広がり、現在でも有名な心霊スポットとなっています。
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病院が閉鎖された後は、農地として貸し出されましたが、結局放置されてしまいました。
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2014年、財政難の対策としてイタリア政府は島を99年間の貸与するためのオークションにかけると発表、政府は病院跡が高級ホテルとして改装されることを期待しているそうです。

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現在は、簡単に一般人が入島することは出来ませんが、世界中のテレビなどで心霊スポットの取材場所として人気になっています。


フォートジェファーソン・アメリカ

アフロリダ州・キーウェストにある元軍事要塞の無人島、面積は65,000平方メートル、アメリカ最大のレンガ建築で、島内の建築物は、1,600万個ものレンガによって建築されている。

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カリブ海諸国を海賊から守るために1826年に建築開始されたが、海賊がいなくなった為、未完成のまま放置された無人島
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南北戦争時代には、連合軍の施設として、収容所、刑務所として利用されました。

要塞だったこともあり、島には大砲の跡も見えます
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島の灯台は、長年近海の安全な航行に役立ちました。
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収容所時代には、兵士と囚人の数は約半々で、合計1500人もの人が住んでいいたそうです。

1888年まで利用されていましたが、その後放置され無人島に、1992年に国立公園に指定され、人気の観光地となりました!
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現在は、島内に宿泊することも可能になっています!

ゴリオトク・クロアチア

旧ユーゴスラビアの強制収容所及び刑務所だった無人島、島は約4平方キロメートルで現在はクロアチア。

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1949年から1956年までは、政治犯を収容する強制収容所として、利用された施設で、その後は1988年まで通常の刑務所として利用されていました。
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施設は、第一次世界大戦下で捉えられた捕虜や、政府に反目する政治犯及び、一般の市民までもが収容された。
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囚人は常にキツイ労働につかされたそうです。

当時の管理体制は酷く、囚人同士の殺し合いが起こっても管理者は放置していた
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ユーゴスラビアがソ連との関係正常化後にはクロアチアの管轄となり、通常の刑務所として1989年まで機能した。
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収容された人が残したと思われる、日にちを数えていたと思われる落書きが生々しい。
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現在は民間団体が、保全活動を行っており、時折、観光客が訪れる場所となっています。

フォートキャロル・アメリカ

メリーランド州ボルチモアのすぐ南にあるパタペコ川河口の真ん中にある14,000平方メートルの人工島、1847年にボルチモア港の防衛のために建築された軍事要塞。

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六角形の形が特徴的な島
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陸地からもすぐの場所に位置しています。
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周囲には沢山の砲門があります。
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1853年には城壁に灯台が建設され、ボルチモア港を入出港する船舶の道しるべとして、1945年まで活躍しました。

1898年スペインーアメリカ戦争時には、再び砲門を利用しようとしましたが、古すぎて使いものにならず、新しく建築し、1900年に完成しますが結局利用されることは無かったそうです。
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第一次世界大戦後、陸軍は砲門から銃を取り除き、1920年には全ての銃火器は撤去され、島は放置されました。

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その後は、様々な活用計画が進められますが、第2次世界大戦中は陸軍の射撃演習場や船舶のチェックポイントとして利用されましたが、基本は放置されていました。

1958年にボルチモアの弁護士が島を1万ドルで購入し、カジノを建設するという計画を企てましたが実現はしませんでした。
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現在は、時折訪れる廃墟好きの観光客と様々な野生動物の家として活躍しているそうです。



いかがでしたか?世界の廃墟と化した島たち、それぞれに歴史があり、その歴史が廃墟として残っているというのはなんだか感慨深い感じがしませんか?島全体が廃墟と化した場所はなんだか特別不思議な魅力を感じてしまいます。今回紹介した5つの島は、全てが簡単に訪れる事が出来る場所という訳ではありませんが、機会があればぜひ訪れてみたいですね!

また、紹介した「端島」「フォート・ジェファーソン」「ゴリ・オトク」に関しては、Googleストリートビューで島内の様子も見る事が出来ますので、気になった方は記事内の『グーグルアースで確認』から確認してみてください!

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