出典:alexcornell
この美しい青い水晶の塊のようなもの、一体なんだかわかりますか?
実はこれ、氷山なんです。この氷山は、サンフランシスコを拠点に活躍する写真家アレックス・コーネルさんが南極を探検中に遭遇したもの。実はこれ、転覆によって通常なら海底の奥深くに沈んでいるはずの氷山の底部があらわになった「ブルーアイスバーグ」というものなんだとか。
どうしてこんなに青いの?
「氷山」と聞くと私たちは、白い氷の山を思い浮かべますよね。それもそのはず、もともと氷は、空気を多く含んでいるため、不純物がない状態でも白く見えるのです。
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しかしながら、海底の奥深くに潜んでいる氷はほとんど空気も不純物も含んでいない為、透明度の高い氷となります。このような氷は日光を受けると、青い光を反射するので、こんな風に青く見えるのだとか。
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この吸い込まれそうな美しい青には、そんな理由があったんですね…。
さてさていかがでしたでしょうか?青い水晶のような「ブルーアイスバーグ」、引き付けられる壮大な美しさですよね。本当に、自然の力には、いつもいつも驚かされてばかりです…。
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