
「人のあるべき姿を学びました」「なんて優しいのだろう…教師の鑑だ」
がんと闘う生徒のため、病院を毎日訪れるとある教師が海外の掲示板サイトやFacebookで話題となっているのでご紹介します。
話題となっているのは、イランの男性教師。こちらは、がんで闘病中の教え子の病院を毎日訪れ、病室の外に座って授業をしている様子を撮影した写真です。イスラム教徒に向けて情報を提供している「AIM Islam」のFacebookページに投稿されました。
感染のリスクから病室には入れない教師。そこで、部屋の外にある電話を使ってガラス越しに生徒と会話をしています。生徒も受話器を持っていることが確認できます。
電話とタブレットを駆使し、生徒に対してその日の補習授業を行う教師… 生徒を思う気持ちが伝わってきますね。
世界中から多くの反響
この教師の投稿に対して、「表彰されるべき」「なんて美しい光景なんだろう。世界中の教師に見てもらいたい」「世の中がこういう先生ばかりだったらいいのに」「教師としてもそうだけど、人のあるべき姿を学びました」など、世界中から称賛や感動の声が寄せられていました。
毎日来てくれる先生の存在が、生徒にとっての励みになっているだろうと思います。