
いまIKEAに行けば、北欧の素敵なデザインの家具と番犬も一緒に連れて帰れるかもしれません。
シンガポールのIKEAでは「Home for Hope」という動物愛護団体と協力し、施設に保護されており殺処分されるかもしれない犬たちの等身大パネルをショールームに置き、それを見て里親の応募ができるという試みを行い大きな成果を上げていると言います。
等身大パネルには、スマートフォンでスキャンできるバーコードが付いていて、そのバーコードをスキャンをすると犬の名前や性格などの情報が閲覧でき、その場で里親の応募ができます。確かに、IKEAにくるお客さんは家具を選ぶと同時に自分の家のライフスタイルを考えながらショッピングをしいるため、ワンコと一緒に住む生活を想像しやすいでしょう。
このプロジェクトは理にかなっている上、殺処分される予定の犬の命も救われるという大変画期的なものです。現在はまだシンガポールとアリゾナ州の店舗でのみ行っているそうですが、今後、世界中にあるIKEAの店舗でこの取り組みが広がっていくことでしょう。