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ポーランドで生まれ育ち、日本の芸術系大学でアニメーションや漫画を学んだMateusz Urbanowiczさん。現在は東京在住のクリエイターで、大ヒット映画「君の名は。」などの背景も描かれました。趣味などでは東京の古い商店街の外観をイラストにしています。そのイラストは独特の色彩感で、とても味わい深いものばかりです。
細く尖った鉛筆で、全体のアタリをつけ、下から順に細かく描き込んでいます。
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建物の上に掛かる植物は、あとから書き込むんですね。
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いよいよ、ペン入れです。1本のペンでも、建物の場所によって太さを変えています。
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紙質の凹凸と、ペンの太さからでる微妙なにじみ具合が味わい深さを出しています。
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筆で色が入れられました。さり気なく塗られていますが、同じ壁の色でも全て違うにじみ具合をだしています。
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壁の部分です。同じ影でも様々な紺色を使っている事がわかります。
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下書きの鉛筆のときは最後に描いていた植物ですが、今、色をぬっています。恐らく、絵の中でも明るい部分を塗っているのでしょうか。
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全体の色合いがみえてきました。のれんの文字はどうやって描かれているのでしょうか…。
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看板の部分に注目すると、どうやらマスキングされたものの上に色をぬり、最後に消しゴムのようなものでマスキングを剥がしています。気持ちよさそうです。
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おっ、どうやら完成のようです!!
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いかがでしたか?Mateusz Urbanowiczさんの絵にどこか懐かしさを感じてしまうのは筆者だけでしょうか。あまりにも簡単に絵を描いているようにみえますが、一つ一つをみると、真似出来ないものばかり…。
ご本人のサイトでは、私たちが知っている有名な作品から、趣味で描かれているイラストまで、様々なタッチの絵を観ることができます。また、実際にイラストを描かれているときの動画もお楽しみください。
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