「この発想はなかった…」「本当に実現できるのか!?」
“小惑星から吊るす超高層ビル”の計画が発表されて話題になっているのでご紹介します!
こんなことが可能なのでしょうか。小惑星からビルを吊るすという驚きの計画を、米・ニューヨークの建築事務所 クラウズ・アーキテクチャー・オフィスが発表しました。
ビルの名は「アナレンマ・タワー」。地球周回軌道に乗せた上空5万kmの小惑星からケーブルでビルをつり下げるという構想のようです。
この超高層ビルは、小惑星から吊るされながら北半球と南半球を8の字に移動。パナマ、ハバナ、ニューヨーク、アトランタといった都市を「ホーム」と位置づけ、それらの都市の上空を通過する計画とのこと。拠点都市として、米国よりも建設費の安いドバイが提案されているそうです。
ビル最上部の高度は3万2000メートルに達し、最大時速約480キロで空中を移動するとのこと。この中で暮らすとしたら、どんな生活になるのでしょうか。ちょっと想像が追いつきません。
ビルの建材には、軽量で耐久性のある炭素繊維やアルミの使用を想定しているそう。吊り下げ用の強力なケーブルを作る技術も課題とされています。
電力は宇宙空間に設置した太陽光パネルで常時供給され、雲や雨から集めた水分を循環させて使うといいます。また、最新型の電磁式エレベーターも設置するそうです。
大部分は居住者の寝室になるほか、ショッピングモールや庭園、オフィスなども入る想定とのこと。
(寄せられていた声)
@cnn_co_jp @migunannto 風どうすんのこれw
— つっきー (@tukuyomiou) 2017年4月5日
出典:twitter.com
@cnn_co_jp この発想は無かった
— 平成の憂国者 (@yamatotaro009) 2017年4月5日
出典:twitter.com
@cnn_co_jp 要は宇宙エレベーターですね?
— busheye (@busheye) 2017年4月5日
出典:twitter.com
設計担当者はこのビルの計画が意図された理由を以下のように語っています。
人類が洞窟を出た時から、我々の建物はより高く、より軽く進化してきました。いつの日か、建物が地面から離れ、人類が洪水や地震、津波などの被害から解放される日が来ることを信じています。
宇宙開発技術は急速な発展を続けていますが、この驚きの計画の実現にも大きな期待が寄せられています。小惑星から吊るされて高速で移動する、超高層ビルでの暮らし… 今後の進捗状況にも要注目です。
出典:www.cloudsao.com / www.cnn.co.jp