出典:写真AC
暑くなってくると、地域のお祭りやイベントで姿を見せはじめるラムネ。筆者は小さい頃は、瓶の中のビー玉が欲しくて、親に隠れて瓶を割ってみたり…。やがて瓶よりプラスチック容器が出回り、ビー玉が簡単にとれるようになると、いつの間にかビー玉に興味がなくなっていました。大人になり、すっかり忘れていたラムネのビー玉へのロマン。でも、今回そのロマンを再燃させられるようなビー玉の諸説に関するツイートが話題となっています。
ご紹介するのは、霞嵐から紅しんどい@karan_______さんのA玉、B玉にまつわるツイートです。
生まれて20と数年、ずっと間違えた知識で生きてきた…
お前様は、A玉さんだったのね!!! pic.twitter.com/afyA8xMet4
— 霞嵐から紅しんどい (@karan_______) 2017年4月16日
A玉さんって何のこと?
目次
ビー玉じゃなかったの?
@karan_______ @nicu_toka 私もビードロ玉→ビー玉と思ってました、諸説あるんですねぇ。
— 曲げわっぱ馬毛 (@SyouneiYanen) 2017年4月16日
なるほど、ビー玉には諸説があるという事ですね。
@karan_______
一応、諸説あるらしいですよ
・ラムネはA玉、その他はB玉
・ビー玉はポルトガル語のガラス玉が語源だから関係ない(一応最有力の説)
・多摩地方の方言が元になった(ただしこれはよく分からない)外から失礼しました
— タチリス (@localhiji1) 2017年4月16日
ビー玉2つの諸説
タチリス@localhiji1さんのツイートを元にウィキペディアで調べてみました!
A玉・B玉説
ラムネビンの栓として使用できる直径16.85±0.15mmのものを「A玉」、規格に合わないものを「B玉」と呼んでいるとし、このうち規格外の「B玉」をおもちゃとして転用したという説。
出典:Wikipedia
「ビードロ玉」説
ビードロ(vidro)はポルトガル語でガラスを意味する。「ビードロ玉」の略でビー玉という説である。明治時代には既に「ビー玉」の名はあり、広辞苑、大辞泉、ラムネメーカーの倉敷鉱泉、日本国語大辞典、日本大百科全書などはこの「ビードロ玉」説を採っている。
出典:Wikipedia
なんと、ラムネの中に入っているのはビー玉じゃなくて、A玉だった?しかも、ビー玉→B玉と表記しているのにびっくり!!でも、辞書にも記載されているのは「ビードロ玉」説。
諸説の信憑性が気になりラムネメーカーに問い合わせたところ…「どちらが正しいかどうかは分かりませんが、その説はどちらも存在しているという認識でおります」という回答でした。また、ラムネメーカーをあたるより瓶やガラス系の会社を調べた方が解るのではないかとアドバイスを頂きましたので、ググってみました。
公式ホームページに記載されていた一文
ガラス産業組合のホームページにAB玉説が記述されていました。
ラムネびんの中に入れて使えるものをA玉、不良品をB玉としてよりわけたのがビー玉の名前の由来である。
出典:ガラス産業組合
結局、諸説の確信を得ることはできませんでした。
最終的には…
@karan_______ @a_ya_ya_n エエ玉って事か
— しろやん (@white_siloya) 2017年4月17日
@karan_______ それは確かな話ではなく、そういう説もあるという話ではなかったかな
— enpitsunamename (@enpitsunamename) 2017年4月16日
@karan_______ @19790412Fuji へーのボタンをたくさん押したい気分。
勉強になりました!— JOE (@joe_1210) 2017年4月17日
ということで、「確かな話ではなく、そういう説もある」という話になりますが、大人になってもビー玉は何か惹きつけられるロマンがありますね。これから夏に向けてラムネに出会ったとき、こんな会話がちょっとできれば楽しいですね。
出典:twitter@karan_______ 出典:twitter@SyouneiYanen / 出典:twitter@localhiji1 / 出典:wikipedia / 出典:ガラス連合会ホームページ / 出典:twitter@white_siloya / 出典:twitter@enpitsunamename / 出典:JOE @joe_1210