現在、日本の消防や救急などへのクレーム(過去記事:日本人はクレーマー?各国の警察・消防隊員等への一般人の対応が考えさせられる。)が話題となっていますが、それに伴い、アメリカの警察は勤務中でもドーナツを頬張っているということが話題となっています。確かに映画などでも、アメリカの警察はよくドーナツを食べているイメージがありますが、この違いは結構考えさせられますよね。
アメリカでは警官が勤務中に食事してもクレームはない?
日本では一宮市の消防団員が説明会の帰りに、消防車で制服のままうどん屋さんで昼食をとっていたことが問題視され話題となりました。しかし、このクレームに対しては、「昼食くらい食べて何が悪いんだ?」という意見も多く、また、各国の対応の違いから、日本だけがこんなにクレームがクローズアップされることが問題なのでは?という論争も巻き起こりました。
▼アメリカでは勤務中に公共の場で食事しても問題はない
警察官や消防士が制服のまま食事を取ってるだけでクレームを付けるような人に、この雑誌を送りつけたい。 pic.twitter.com/bF21dXr0BP
— 鰐軍曹 (@WANIGUNNSOU) 2017年4月27日
飲食店に入り浸り、仕事をしないのであれば問題ですが、食事くらい自由に摂ってもらっていいと思うのですが。
そして、引き合いに出されたのがアメリカの「警官とドーナツ」の関係でした。アメリカでは、警察官がドーナツを食べていることは普通のことで、そのことに対してクレームを入れる人はほぼいないでしょう。
アメリカ映画でよくドーナツを頬張る警官を見るが、これはダンキンドーナツが「制服とパトカーで来店した場合ドーナツを値引きor無料」というサービスを始めた為である。警官が店の中にいることで強盗避けの効果を期待している。警官が制服姿でドーナツ屋に寄るのは不謹慎どころか公益性があるのだ。 https://t.co/AwL6vnQAzL
— メモ (@hyahhoo4) 2017年4月27日
ちなみにアメリカの「ダンキンドーナツ」というドーナツ屋チェーンでは、制服で来店した警察官はドーナツ無料という経営戦略を取っていて、それが店内及び周辺地域のの犯罪抑止に繋がっています。
そのお陰で画像検索するとドーナツをめっちゃ美味そうに食べる警察官の画像がめっちゃ出てくる。 pic.twitter.com/QRShXHLAj3— 鰐軍曹 (@WANIGUNNSOU) 2017年4月27日
米国のダンキンドーナツは「勤務中の警官は大幅割引」という戦略を打ち出して、警官が店によく来ることによる防犯効果を挙げつつ、「アメリカの警官、ドーナツ好きすぎだろう」という謎の風評を立てることに成功したという話も。
— PKA (@PKAnzug) 2017年4月27日
NYのハーレムという地域で、余りにも治安が悪化して殉職する警官が後を絶たない為、パトロールに警官が来ないという自体が発生し、ハーレム地域のダイニング(食堂)が警邏する警察官へのドーナツとコーヒー提供無料をやり始めたんですよね。とにかく向こうの人、市民の行動力は強い。 https://t.co/SoUUaur0hU
— 歩き続ける人 (@namamidabtsu) 2017年4月27日
クレームどころか、制服やパトカーで店に来てくれると犯罪の抑止にもなり、むしろ喜ばれている現状があります!
更に、消防隊員は署内でのお料理のレシピ本を出したりも
@WANIGUNNSOU 警察官がダンキンドーナツを食べてる頃、消防官はレシピ本を出して、Amazonで高評価受けてた pic.twitter.com/QZTizficMD
— いでの神奈川 (@ideno1111) 2017年4月27日
これだって、日本なら「署内に待機中に料理なんて何を考えてるんだ!」ってクレームが入りそう。。。
消防車で飲食店に行くと、クレームが入る日本、一方警察官がパトカーでドーナツ店に行くのが歓迎されたり、消防士がレシピ本出しても高評価なアメリカ、根本的な考え方が違うような気もしますね。
同じく一般人の為に働く人々に対して、国によって待遇は様々です。こんなにも違う一般人からの見られ方、あなたはどう思いますか?