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自然の美と脅威をとらえた映画のような現実を撮影したのはチャドコーワン(Chad Cowan)さん。彼は主にスーパーセル豪雨を追い続け、写真やタイムラプス映像を制作されています。その写真や映像の数々は、美しさを超越した自然の脅威が何かを語るようだと話題になっているのでご紹介します。
スーパーセル(上記写真)は「超巨大積乱雲」とも呼ばれています。回転する上昇気流域で構成された雲のことで、激しい嵐や雷を発生させることが知られています。大きさの定義はさまざまですが、水平規模は約10km〜100kmといわれています。
そして、チャドコーワンさんが6年の間に、カンザスの自宅から米国全土におよそ10万マイルを運転し、記録したスーパーセルの写真をご紹介します。
目次
写真の記録
テキサス・ツイスター
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オクラホマ州ルクアウト付近
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夕暮れと嵐の下の雷
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家を通過する壁の雲
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強力なボルトの吹き出し
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彫刻のようなスーパーセル
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タイムプラス映像
画像をクリックすると動画がご覧になれます。
エドモントのトルネード
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ノースダコタの草地を転がるスーパーセルの獣
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工場に近づくトルネード
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チャドコーワンさんの写真や映像を通じて自然の美しさと脅威の二面性が伝わってきます。大気の均衡を図るため生じるスーパーセル。大気が極端に不安定になるほど、バランスをとるために激しい嵐が発生するとも言われています。自然は私たち人間の進化を象徴しているようにも見え、改めて自然の脅威を思い知らされます。
他にも様々な記録をホームページにアップされています。
チャドコーワンさんホームページ
また、半年以上かけて制作されたというタイムプラス映像も圧巻です。ぜひご覧ください。
動画はこちら
出典:Instagram / 出典:Wikipedia / 出典:stormlapse / 出典:facebook