“世界でも最も影響力のある書物”トップ10にアインシュタイン、ホーキングなどの科学書が半数を占める

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イギリス、ロンドンの出版社「The Folio Society」が発表した“世界で最も影響力のある書物トップ10”に、ダーウィンの“種の起源”やホーキング博士の“ホーキング、宇宙を語る”、アインシュタインの“相対性理論”など科学書が半数を占める結果となりました。

調査会社YouGovが調べたこのランキングは予め選ばれた30のリストにある書物からイギリス人会員2,000人が3冊選ぶ。その選出基準は本の人気や面白さではなく、その本が世界に与えた影響力を基準に選出しているそうです。

10位-二重らせん(ジェームズ・ワトソン)6%

9位-国富論(アダム・スミス)7%

8位-コーラン 9%

7位-アラバマ物語(ハーパー・リー)10%

6位-自然哲学の数学的諸原理(アイザック・ニュートン)12%

5位-1984年(ジョージ・オーウェル)14%

4位-相対性理論(アルベルト・アインシュタイン)15%

3位-ホーキング、宇宙を語る(スティーヴン・ホーキング)17%

2位-種の起源(チャールズ・ダーウィン)35%

1位-聖書 37%

結果をご覧になりいかがでしたでしょうか?得票率の結果を見ると“聖書”と“種の起源”が30%代と3位以下を圧倒しているのが特徴的ですね。また、イギリスの出版社による発表なので偏りは多少なりともあるかと思いますが、確かに聖書やコーランなどの宗教関連の書物の影響度は高いかと思います。

そんな中、ジョージ・オーウェルの“1984年”やハーパー・リー“アラバマ物語”の2作のは小説として選ばれている珍しい作品であり、個人的にも大変興味があります。日本語訳されAmazonなどでも手軽に手に入るので気になる方はチェックしてみてください。

出典:The Folio Society

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