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「これはスゴイぞ!」「漫画に出てくるロボットみたい」
電柱をつかみ、旋回させ、挿し込む「電柱ハンドリング車」が導入されることになり、話題となっています!
同車を導入したのは、JR西日本グループである西日本電気システム株式会社。株式会社タダノと共同で開発した電柱ハンドリング車はその名の通り、電柱を直接つかむ「ハンドリング技術」を国内の電柱建替車で初めて採用しているそうです。
こちらが電柱ハンドリング車。こんな感じで電柱をつかみます。めちゃめちゃパワフル!踏切からレールに乗って作業箇所までレール上を自走移動し、電柱建替作業を行うそうです。
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このような感じで電柱をつかんで旋回させ、挿し込みます。
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こちらは操縦席。
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クレーンと比較して、さまざまなメリットが!
従来クレーンでつり上げていた電柱を、アームで直接つかむことができるため、「吊り金具の取り外し・取り付け」という高所作業が不要になるほか、ほかの設備との接触範囲が狭くなって電線の移設が不要になったり、横揺れがなくなり誘導のための補助者が不要になるなどのメリットが生まれるそうです。
ただ、運転する側の訓練も必要となるため、本年10月より作業スタッフの訓練をスタートし、運転技術を習得後に現場で使用するとのこと。実際の作業現場の様子を遠目からでも見てみたいですね!
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