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「小さな命が救えて良かった」
優勝をあきらめて、犬の命を救ったレーサーに称賛の声が寄せられるなど話題となっています。
この出来事が起きたのは、ポルトガルで2日間に渡って行われていたラリーの大会。
1台の車が走ってきました。ドライバーは同大会で既に2回の優勝を成し遂げているカルロス・マトスさん。
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ところが、ゆるいカーブを終えて直線に入ろうかというところで急に右にハンドルを切ります。なぜかというと…
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そうです。前方にいたのは一匹の犬。ものすごいスピードで迫ってきた車に驚き走り去っていきます。カルロスさんがとっさにブレーキを踏んでハンドルを切ったおかげで、間一髪犬は車にひかれることなく助かったのです。
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その後、カルロスさんは車を前向きにしてコースに戻っていきます。この時に沿道に観客がいることが確認できますが、一様に拍手喝采。間一髪で犬の命を救ったカルロスさんに敬意を表しています。
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カルロスさん(写真:一番左)は自身が5匹の犬を飼っているといいます。そして、「コースにいた犬は体も小さく幼い犬でした」とした上で、「小さな命が救えて良かった」とコメントしています。
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犬の命を救ったカルロスさんの判断に対しては、「優勝よりも命が大事。それをこうやって示してくれたカルロスには敬意を表したい」「素晴らしい判断」「技術もすごい。あのスピードで急ブレーキ…一歩間違えば自分の命も危なかっただろうに」など、多くの称賛の声が寄せられていました。
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