

誰にでも、そこに行けばふと記憶が呼び起こされる、思い出の場所というものがあるはずです。
これは、父と娘が20年ぶりに訪れた地で、それぞれの想いが交錯する、心温まるストーリー。
目次
20年ぶりに訪れた、思い出の場所
空港で、まぶしい笑顔を父に向ける娘。はやる気持ちを抑えられない様子です。
飛行機で向かった場所は、南の楽園、沖縄。
20年ぶりに、この地に降り立ったのには、理由がありました。
娘が小さいころに行ったきり、訪れることはなかった沖縄の地。
父は忙しく、結婚式という一大イベントが来るこの日まで、娘を連れてくることはありませんでした。
それでも、青く澄んだ沖縄の海と空は、あのころと変わらずに親子を待っていてくれたのです。
「さびしくはないさ」
娘の問いかけにも、素直になれずに強がる父。
沖縄の海を眺めていると、父の中では、小さかったころの娘の姿が思い出されます。
20年前の沖縄。
浜辺で転んで泣いていた娘に、父がポケットから出した貝殻を渡すと、笑顔になって泣き止んだ時のこと。
娘も同じく、その時のことを思い出していました。娘にとって、父はいつも優しい存在であったということも。
20年という時を経ても、沖縄の景色の中には、2人の思い出が刻まれていたのです。
そして結婚式当日、緊張した面持ちでバージンロードへと歩き出す父と娘。
大人になった娘を笑顔で送り出そうとするも、目からは涙がこぼれ落ちそうになる父。そんな中、娘は父にそっと『あるもの』を差し出します…。
冬の沖縄が、待っている
女優・相楽樹(さがらいつき)さん主演の、JAL浪漫旅行シリーズ『結婚』篇の映像。再生回数は100万回を突破し、『全米涙活協会』に『涙活』として認定されました。
結婚式で20年ぶりに訪れた冬の沖縄を舞台に、父と娘の心境と沖縄の美しい景色が合わさって、ウルっとしてしまう内容です。
夏のイメージが強い沖縄ですが、冬はまた違った表情を見せてくれます。
あなたも冬の沖縄で、大切な人との温かい思い出を、作ってみてはいかがでしょうか。
提供:日本航空株式会社