
出典:tokyometro
アルゼンチンで活躍していた“赤い丸ノ内線”が日本へ帰還。その後、復元のための補修工事を施されていましたが、その復元が概ね完了したとして公開されました。
上記の写真は、約20年前まで日本で活躍していた営団(東京メトロ)時代の500形車両。そして下記のツイートで投稿されているのが復元された500形車両(赤い丸ノ内線)です。
アルゼンチン帰りの「赤い丸ノ内線」500形復活! 「止まると困るとこ」へ走らせたい(写真40枚)#動画 #車両 #路線 #歴史 #海外 #東京メトロ #乗りものニュースhttps://t.co/mgF9mPJ1ei
— 乗りものニュース (@TrafficNewsJp) 2017年11月27日
公開されたのは、1957年から丸ノ内線を走っていた500形の車両で、真っ赤な車体に銀色の模様が描かれた白い帯が特徴です。丸ノ内線といえばコレ!というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1996年に500形は引退。その後、全車両の約半分の110両が、アルゼンチンのブエノスアイレスの地下鉄として利用されてきましたが、2016年7月に同国での役目が終わり、約20年ぶりに日本へ里帰りしていました。
ブエノスアイレスで活躍していた500形車両。
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大黒ふ頭に到着した500形車両。アルゼンチンでの役目を終えて日本へ帰還!
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東京メトロでは、銀座線上野~浅草間の開業90周年(12月30日)にあわせて、10月27日から2018年1月にわたって、業務施設公開やイベント列車運行など各種記念イベントを計画しており、今回復元された500形車両は、その中のイベント「東京メトロ中野車両基地見学ツアー」(12月10日(日)に180名限定招待 ※応募受付終了済)にて一般公開されるそうです。
復元された赤い丸ノ内線は懐かしいですが、一方でブエノスアイレスを運行していた年季を感じる車両も味わい深いと思います。いずれにせよ、日本の車両が世界で活躍していたことは、日本人として誇らしくもあり、感慨深い気持ちになりますね!
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