中国人旅行客が飛行機内でCAに熱湯をかけ「爆破してやる」と暴言、中国でも非難の声

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イギリスのメディアDailyMailによりますとタイのバンコクから中国の南京に向かっていたタイ・エアアジアの旅客機内で中国人グループ旅行者が客室乗務員にカップ麺に入った熱湯を浴びせ、バンコクに緊急着陸するトラブルがあったことを報じました。

▼客室乗務員にぶちまけられた熱湯が入ったカップ麺
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中国国営メディアが目撃者の話として伝えたところでは、11日夕に同機がバンコクのドンムアン空港から離陸して間もなく、若い男性客が、連れの女性のためにカップ麺用の熱湯を持って来てほしいと客室乗務員に頼んだ。しかし安全な高度に達するまで待つよう告げられると食品を通路に投げ捨てて踏みつけ、なだめようとした乗客に怒鳴り散らしたという。
その後客室乗務員が熱湯を持って来て60タイバーツ(約200円)を請求すると、男性客は中国の通貨で釣り銭を求め、領収書の発行を要求。再び口論になったところで連れの女性客が、客室乗務員の背中に湯をぶちまけた。
乗務員が女性客に謝罪を求めると、今度は男性客が逆上した。乗り合わせた乗客が撮影したビデオには、男性客が中国語で「この飛行機を吹き飛ばしてやる」などと叫ぶ様子が映っている。

出典:CNN.co.jp

<同乗客が撮影した映像>

この騒動で飛行機はバンコクに引き返しその後5時間遅れで再度フライトしたとのこと。タイ警察は、トラブルを起こした4人について、熱湯をかけられた客室乗務員に対する5万バーツ(約18万円)の賠償のほか、公共秩序を乱したとの理由で罰金を命じた。エアアジアは、機長を初めとする乗務員達と空港にて話し合い、平和的な解決を得たとしています。

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今回の騒動について中国の国家観光局はトラブルを起こした中国人4人を「中国人のイメージを著しく傷つけた」とコメントし地元当局に捜査を指示したことを明らかにしているそうです。さらに、中国国内ではこの男女のトラブルを“恥ずべき行為”とし罰金だけではなく、犯罪行為として取り締まるべきだと強く避難している声があがっています。

あくまでも一部の中国人によるものではあるが、これまでも外国での中国人によるトラブルが度々メディアで報道されることが多く、善良な中国人の声により良くなっていくことを願います。

出典:DailyMail

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