アメリカのミシガン州・デトロイトで現地時間の2018年4月24日未明に、高速道路の上に架かる陸橋の上から飛び降り自殺を図ろうとしている男性が発見されました。
CNNの報道によると、男性が飛び降りようとしていたのは、州間高速道路696号線の上に架かる歩道橋で、歩道橋からその下の高速道路までは高さ4.3ｍ。深夜のため、比較的交通量の少ない時間帯ではありますが、事態は非常に緊迫した状況。
目次
このピンチを救った大作戦とは！？
そんな状況を救ったのは、なんと13台の大型トラック！この大型トラック達が、男性のいる歩道橋の真下に横一列に並び、飛び降りを食い止めました。(トラックが並ぶことによって、4.3ｍあった歩道橋から高速までの高さがおよそ1.5ｍ~1.8ｍ程に軽減)
警察の奇策
現地の警察は、「飛び降りしようとしている人がいる」という通報を受け、すぐさま696号線の上下線を通行止めにし、普通車両には脇道に迂回するように指示。一方、大型トラックには歩道橋の下に停車してもらう要請し、このような一列のトラックの川が出来上がったのです。
(※この作戦に協力したトラック運転手ハリソンさんが撮影した写真)
この作戦と警察の説得により、男性は飛び降り自殺を断念。無事、事なきを得ました。
このニュースには、「いい話」「素晴らし作戦」「13台並んだ時の絵面が凄い」など、感嘆のコメントが集まりました。
因みにこの事件に関し現地の警察は、「警察の行動や、トラックの行動ではなく、その人物が考え直したという物語であってほしい」とのコメントを残しています。アメリカから入ってきた、どこまでも粋なニュースでした。
