※こちらの記事は2018年5月に公開した記事を再編集したものです。
皆さんは、小学生の頃忘れ物をして先生に注意されたことはありますか?クラスに必ず一人「忘れ物常習犯」の子がいた、なんていう思い出もあるんじゃないでしょうか。
そんな「忘れ物をする子ども」へのアメリカの学校での対応が、Twitterで話題になっています。
目次
忘れ物をする子への対応
投稿したのは、アメリカで特別支援教育を学んだというチャビ母(@chubby_haha)さん。アスペルガー症候群の息子さんのことを中心としたツイートが、発達障害や教育についての理解が深まると、たびたび話題になっています。
そんなチャビ母さんのツイートがこちらです。
アメリカの小学校で、忘れ物を申し出た子に先生が事前に用意してた物を注意するでもなく与えてたので「注意しなくていいんですか?」って質問したら
「親のネグレクトや経済状況で買って貰えない子もそれが言えず ”忘れた” と言う。そういう子の自尊心は守ってあげたい」と。凄く大切な事学んだよ。
— チャビ母 (@chubby_haha) 2018年4月22日
「親のネグレクトや経済状況で買って貰えない子もそれが言えず ”忘れた” と言う。」
なるほど…「忘れ物をする子」には、持ってこれない何らかの事情がある場合もありますよね。チャビ母さんは次のように続けています。
子供には、親の経済状況や自身の障害による能力の有無等によって、子供自身には制御不可能な不利があります。そういう個別の不利を無くして他の子と同じ様に学べるようにしましょうというのが支援教育であり、そういう支援が真ん中の絵の様に貧困の子に対して公教育で保障されてほしいなと私は思います pic.twitter.com/PXSN2PxO3g
— チャビ母 (@chubby_haha) 2018年4月22日
「甘やかすのは不公平。みんな同じであるべき」というのは一見正しく見えるけど、その「みんなと同じ」を実現する為にある「配慮」は不公平ではなく公平をもたらす物なんですよね。
そんな「平等」と「公平」について書いたブログです。是非読んでみてください。https://t.co/jnuusSsZLr
— チャビ母 (@chubby_haha) 2018年4月22日
これまでに出会ってきた「忘れ物常習犯」の子たちが、家庭の事情があったり、発達障害で待ち物を正確に準備するのが難しい子だったかもしれない…そう考えると、彼らへの見方もガラッと変わりますね。
ツイートを読んだ人たちからは、こんな声もありました。
みんなの声
私も必要なものがあったけど、母に言えなくて、学校に行けば教師にお前は忘れ物ばかりだなってビンタされたな。
— もふ (@sunnyadaniya) 2018年4月22日
アメリカの小学校は教科書も借り物だし、筆記用具もロッカーに入れっぱなし。持っていくのはランチボックスぐらいで、忘れたらカフェテリア。日本の小学校は持っていくものが細かく、たくさんあって、大変でしたw
— 梅田香子 Yoko Umeda (@yokoumeda) 2018年4月22日
たしかに日本の小学校は、持ち物があまりにもたくさんあって、小学生が間違えずに用意するにはハードルが高すぎるかも…。発達障害などがある子は、さらに大混乱になってしまいそうです。
個々の経済状況のことを考えても、必要最低限のもの以外は、学校に置いてあるものを貸し出しする制度にもっと変わってもいいのかもしれません。
いろんな家庭事情があるからこそ、どんな親の元に生まれた子どもでも等しく教育が受けられるための制度が義務教育。
子どもが忘れ物をしないための訓練も大事ですが、いろんな事情を抱えた子どもが、学校で他の子との差に苦しまないための工夫は、今後さらに進めていってほしいですね。
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