
暑さがますます過酷になり、熱中症への注意喚起が高まる中、すずすけ(@szsk_edu)さんが投稿した小学生の頃のエピソードが話題になっています。
その内容を見てみると、夏の暑さによる健康被害から我が子を守るため、お母さんのとった行動がめちゃくちゃすごかったのです!
私が小学生の時、徒歩通学でもヘルメット着用が義務。たびたび鼻血を出す私。
母は、私の夏休みの自由研究でヘルメット内の温度測定をさせた。その後大学の先生と組み、ヘルメット内の温度変化と落下による耐久性悪化の検証データを揃え、PTAを巻き込んでヘルメットを全校で廃止させた。今思うと何者だ— すずすけ@パパ教員の戯れ言日記 (@szsk_edu) 2018年7月22日
すずすけさんはこの時の詳しい状況をブログにも掲載しています。
母強し 登下校時の ヘルメット データを揃えて 廃止させ - パパ教員の戯れ言日記
ヘルメット内の温度変化のデータを子どもの自由研究で調査させ、学校指定ヘルメットが衝撃から頭を守る性能のデータも調べてPTAに働きかけたお母さん。
大学の先生とも協力して研究したなんて、すごすぎます!子どもを守るために行動するお母さんはかっこいいですね!
このお母さんの行動に、Twitterでも称賛の声が集まっています。
30代のわたしが小1の時、同じくヘルメット着用が義務付けられていたのですが、入学当初から母親がずっと学校に「ヘルメット着用は暑くて重く困難だから義務化をやめてほしい」と抗議していましたが今で言うモンペ扱いで処理されていました。このツイートを母に伝えます。うれしいです。
— れ (@illyR_NA) 2018年7月24日
こちらになんでヘルメットによって鼻血が出るのかの説明がありますね。
簡単に言えば頭部の熱の逃げ道が無くなるからで、徒歩通学はそこそこの時間をヘルメットかぶる事になるし徒歩なだけに空冷も効かいでしょうから熱の点ではかなり危険なんでしょうね。https://t.co/5Z5QGHmVqu— ケンチチチ@YBC参加した人 (@kenchichichi) 2018年7月24日
客観的データを揃え、学識者の権威をバックに、PTAで他の保護者を味方に引き入れ、学校を説得する。
それで、自分の子だけじゃなく、他の子達も救う。
お母さん、完璧な交渉力ですね。— suzu 公用車で保育園OKキャンペーン (@hoshikaranokin) 2018年7月23日
近年は少なくなってきたヘルメット登校ですが、逆に最近になって着用義務化された学校もあるようです。また、子ども以外にも仕事の現場で、ヘルメット内部の暑さに嘆いている人も多いようですね。
そのデータお借りできませんかねぇ?うちの子達、今春から黄帽からヘルメットに変更され帰宅時 赤い顔してるし髪の毛びしょ濡れですねん
— u-know m (@y_m_suzu) 2018年7月24日
スゴい、お母さん。
鼻血はやはりヘルメット着用による高温が原因ですか?
私も今の仕事はヘルメット着用義務がうるさいですが、汗ダクでボーっとしてきます。アイドリングストップもその内死人が出ます。
ルールを決めるヤツは現場を知らないバカが多い。— RYO (@MayhemRyo) 2018年7月24日
命を守るためのものが、逆に熱中症で命を奪ってしまっては元も子もありませんよね…。
このお母さんの行動を見習って、さまざまな面から命を守る、より良い道具が開発されていくことを願います。
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出典:Twitter(@szsk_edu) / パパ教員の戯れ言日記