東京五輪・パラリンピックのボランティアに交通費「1日1000円」支給へ…非難の声が相次ぐ

2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は9月18日、大会ボランティアに対し、交通費相当(自宅や宿泊地から会場まで)として1日当たり一律1000円を支給することを決定。この内容に対して、多くの非難の声が寄せられています。

有識者らでつくるボランティア検討委員会は「予算の制約のなか、最大限出せる金額」と、この内容を評価しているようです。

ボランティアの募集要項案では、活動日数などをはじめとし、参加条件がハード過ぎるという声も当初から挙がっていました。そんな中で決まった今回の交通費「1日1000円」という金額。ボランティアだから…ということでしょうか。ボランティア=無償ではありません。

(寄せられていた声)

・10000円でも足りなさそうだな~…ふざけんのもいい加減にしろ。そもそも役員の報酬2000万もあるなら、それ全部取りあげてこっちに回せば、そんなもんなんとかなるだろ。 

・役員の待遇は過剰なほどいいし不要なコストはバンバン掛けるくせに、現場で働く人間に対するコストは出さないって、どんだけブラックだよ。クソ高い家賃の事務所を解約して人件費に充てろ。ボランティアには無償という意味はない。日当は正当な報酬で、更に交通宿泊熱中症対策なども必要経費。 

・ボランティアには無償の意味はなくほぼ無利益の意味はある。ただ委員会が蓄えてる金に比べてこれだけしかでないのはさすがにおかしいし、役員は黒字現場は赤字になっているのもおかしい。 

・予算制約あるなら組織委員会や政府関係者はオリンピック期間中全員ボランティアで報酬はもちろん出てないよね?まさか自分たちは高い報酬貰っといて国民には1円も出さんぞって事ならオリンピックなんかより被災地にボランティア行った方が良いかと。 

・だったら演出も出演者も1000円でお願いしますね。と思う。予算、予算ってね。一般人なめてません? 

・ボランティアに頼ることから見直しが必要でしょう。しっかり雇って、賃金を払う。こういう基本がうやむやになり、節約が美徳と勘違いするマスコミや一部の人々。ケチではみんなが豊かになれませんよ~。

大会ボランティアは8万人を募集しています。五輪開催期間中の暑さが危惧される中、熱中症対策なども必要経費として考慮してほしいところです。

寄せられていた声の多くは、「人件費を軽視しすぎ」「ボランティアに頼るのならしっかりと払って」といったものでした。皆さんはどう思われますか?

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出典:Twitter(@nikkei))

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