
鹿児島県平川町の平川動物公園で、飼育員の古庄晃さんがホワイトタイガーに襲われ、死亡する事故が発生しました。この件について、遺族が園に対してホワイトタイガーのリクを「飼育してください」と伝えていたことが明かされました。
ホワイトタイガーに飼育員が襲われて死亡した事故。遺族から「(リクを)飼育してください」と言われたことを明らかにし、殺処分せずに飼育を続ける考えを示しました。https://t.co/kHd626rbGA pic.twitter.com/e620wTgfLn
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2018年10月9日
園長によると、事故当時は飼育員が檻の中を掃除している時間帯だったといいます。掃除の手順としては、ホワイトタイガーを展示用の檻から寝室に移動させ、檻と寝室の間に設置されている扉を施錠し、安全を確保した後に掃除を始める流れだったそうです。
しかし、何らかの原因により、飼育員とホワイトタイガーが同じ空間で鉢合わせしてしまったといいます。
この事故に対しては、様々な声が寄せられていました。
このホワイトタイガー、リクって名前なのか。
遺族の方がこのまま飼育をと伝えられたとのこと。
こういう感覚は日本人の動物観によるものなのだろうか?
でも、野生の熊が人を襲って殺処分になってもとくに反対の声は上がらないよね?
愛護動物とみなしているかどうかの違い?https://t.co/oBRs4IiiJv— SBOK (@sbok_) 2018年10月10日
ご遺族の方辛かっただろうけど、素晴らしい決断......トラに罪はないからねぇ......
人間の思いのままに飼い慣らせる生き物じゃないんだよな......こういう事故減ってほしいなぁ飼育員襲ったトラ、殺処分せず 遺族「飼育して下さい」 (朝日新聞デジタル) https://t.co/XIIj3MGPPe
— いろはす嬢 (@irohasu_jo_) 2018年10月9日
飼育員襲ったトラ、殺処分せず 遺族「飼育して下さい」(朝日新聞デジタル) - Y!ニュース
亡くなった方のご冥福を心よりお祈りします
合掌
何らかの理由でこの様な悲しい結果となりましたが 遺族の方の寛大な申し入れで 処分される事なく
ただただ…感謝です https://t.co/HRzFiDNfoI— kyoyan山 旅 音楽 動物etc^o^ (@kyoyan_o) 2018年10月9日
飼育員襲ったトラ、殺処分せず 遺族「飼育して下さい」https://t.co/1gE3CCJY0R
コメント欄の「人を襲った飼育動物は殺処分しろ」には心底あきれるが、反対派の「ホワイトタイガーは絶滅危惧種だから」にも途方に暮れる。大牟田市動物園のメッセージは伝わってないのだな。— Haruyoshi KAWAI/河合晴義 (@yumegondou) 2018年10月9日
亡くなった方はきっとすごく動物が好きな方で、ご家族もそれを理解してらしたということがものすごく伝わってくる。
飼育員襲ったトラ、殺処分せず 遺族「飼育して下さい」:朝日新聞デジタル https://t.co/Y4oNZltztH— ハクナル (@hakunarutter) 2018年10月10日
遺族の方は辛い悲しみの深淵にいるでしょう…。
それでも、「飼育してください」と素晴らしい言葉を口にしている。
どうか、その痛切な願いを受け入れて欲しい……。飼育員襲ったトラ、殺処分せず 遺族「飼育して下さい」:朝日新聞デジタル https://t.co/SXTCv3WKn2
— えりりん (@doyagao_pui_pui) 2018年10月9日
SNSでは、「(人を襲った飼育動物は)殺処分するべき」といった声や「ホワイトタイガーには罪はない」「飼育を続けるのは当然」といった声など、様々な声が寄せられていました。また、今回の原因がどうこうの前に、動物園の存在そのものがどうなんだ?といった声なども挙がっていました。
園は、リクを殺処分せずに今後も飼育をしていくとの考えを示しています。人間の命、動物の命、動物園の安全管理体制、また、動物園の存在そのものについて等、改めて多くのことを考えさせられます。
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出典:Twitter(飼育員襲ったトラ、殺処分せず) / Twitter(@asahi)