女性なら誰しもが他人ごとではない、痴漢被害。怖い思いをした事があるという女性はきっと少なくないことでしょう。
Twitterユーザーのあくび(@AkubiHarubiyori)さんが投稿したのは、中学生時代に初めて痴漢被害に遭った際のエピソード。その体験を学校の保健室の先生に相談したということなのですが、保健室の先生があくびさんに言った言葉が注目を集めています。
人生初めての痴漢被害にあった時保険の先生が言ったこと pic.twitter.com/5fEdNrm0qV
— あくび (@AkubiHarubiyori) 2019年5月13日
当時中学2年生だったというあくびさん。見知らぬ男性2人に挟まれた恐ろしさは、計り知れないものだったに違いありません。声も出せず、耐えることしかできなかったのもよくわかります。
そんな彼女への保健室の先生の言葉はとても実践的で、どんな女性にとっても身を守るヒントになるものだと思います。
あくびさんはこのとき保健室の先生に、時にひどい言葉をかけられることもある痴漢被害者を取り巻く環境についても心強い言葉をもらったともツイートしています。
あと、先生はこうも言ってましたね
「痴漢被害が原因で人生が大きく変わる被害者はおおい。勇気を出して声を出せ、簡単に言われているけれどまだこの国が『痴漢被害者』へのケアがしっかりできる国ではない。痴漢被害への理解をもっと高めてみんなが知ることでもっと変わることがあるんじゃないか」— あくび (@AkubiHarubiyori) 2019年5月14日
この漫画を読んだ人たちからの反応
安全ピン!素晴らしい先生です!
そういうもの持って電車に乗ればよかったんですね……。
何も出来ずにただただ怖いキモイで震えていました……。— コウキ@祝☆牧春牧 (@saekikouki) 2019年5月14日
「全ての女性は安全ピンを持っている」が社会常識になれば、それだけでも痴漢に対する抑止力になる気がします。
— 福嶋 雅治 (@MizukiMausu) 2019年5月14日
男ですがこの前男の人にケツを触られたので参考にさせていただきます
— アホの鯖のドラニキ (@Ahonosa_vanto) 2019年5月14日
やっぱり、痴漢から身を守る術がわからずただただ耐えていたという女性は少なくないようです。女性だけでなく男性も、性別問わず被害に遭う可能性のある犯罪ですので、「こういう身の守り方がある」ということを知っておくだけでも心が楽になるかもしれませんね。
また、「被害者側が身の守り方を知っている」ということが一般的になるだけでも、痴漢の抑止力にはなるかもしれません。
あくびさんはこの保健室の先生に教えてもらった身の守り方に関して、「身を守る方法が少なかった時代のことで、この方法を強制するものではない」とも投稿しています。
あくまで昔こういうお話があった、という漫画になります
この当時はスマホもなくケータイもカメラ機能がまだまだ弱い時代でしたのでこのようなお話があったという経験談です
傷害罪だ、やりすぎだ、出来るわけない、等の意見を頂いておりますが、このやり方を強制するものではありません— あくび (@AkubiHarubiyori) 2019年5月14日
スマホのカメラ機能などが進化した現在では身の守り方も様々あるかもしれませんが、いざという時にできる行動は思っている以上に限られてしまうもの。そんな時にとっさに自分の身を守る手段の選択肢のひとつとして参考にするのも良いかもしれません。
本当は痴漢被害がゼロになることが理想であり、すべての女性が安全ピンを携帯している世界を理想的だとは思えません。ですが、自分で身を守る方法を少しでも多く知っておくことは、抑止力としても効果的かもしれませんね。
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出典:Twitter(@AkubiHarubiyori)