煮物との相性バツグン!うすくちでも白醤油でもない『透明醤油』で肉じゃがを作ってみた!

2019年2月19日に発売された「透明醤油(税抜500円)」を、みなさんはご存知でしょうか?

熊本の醤油・調味料メーカー『フンドーダイ』が開発したこの透明醤油は、創業150年を迎えたこの節目に"新感覚の醤油をつくりたい"という思いから誕生しました。

見た目が本当に透明なので、一体どんな味なのか非常に気になる・・・ということで購入してみました!

開口一番「本当に透明だ…」

東京で唯一かどうか分かりませんが販売している『職人醤油 松屋銀座店』で見つけた私は、醤油を見て開口一番にでた言葉は…

「本当に透明だ…」

ま、まあ、当たり前のことなんですが、ついつい口から出てしまいました(笑)そして醤油が入っている小瓶もなんだかおしゃれ!

ちょっぴり高級感あふれていて、日本酒の小粋な小瓶のような感じです。ちなみに容量は100mlです。

さて、肝心のお味はいかがでしょうか!?まずはどれくらい透明かってことで、こちらの食材を用意しました!

地味だけど木綿豆腐

ってなことでどん!

…地味だなぁ…って思った方、まあそう言わず(笑)1つ目の食材は木綿豆腐!色と言ったら白がわかりやすいですからね。

ちょっとでも色がついてたりしたら速攻でわかるんだからねっ!

なんて独り言を言いつつ、瓶の栓を開けると、「え?めっちゃ醤油の香りじゃん!」

醤油の独特な香りに合わせ、出汁のような香り+甘い香り…。これは期待大です!!早速、豆腐にかけてみましょう!

…地味ぃぃぃ!!(笑)

白い豆腐は見事に白い豆腐のままでございました。ま、見た目はいまいちですが、肝心のお味はというと…

あ、いいかも!

私の個人的な感想ですが、薄口醤油のとがった塩気と、濃口醤油のまろやかな甘味を足して2で割ったような感じがしました。甘みにいたっては普通の濃口醤油より多いかも!?でもちょっと質の違う甘みのような…しかも後から心地よく漂ってくる出汁のような旨味と香り。すごく計算されつくされているお味だなと感じました。

透明醤油はお刺身にも合うのか!?

醤油をつけて食べるものといえば「お刺身」ですね。

マグロ、ハマチ、イカの3種類を用意してみました。スーパーのお刺身セットなんかでよく見かける組み合わせです。

ということでまずはマグロからいただきまーす。

あ!合うかも!マグロの風味に、強めの塩気と甘みが加わって美味しい!しかも中トロまではいかないまでも、脂が乗っている身質なのでいい感じに絡むなぁ。

この醤油、ちょっとこってりした魚のほうが合うかもしれません。

そしてお次はハマチ。

うーん、この時期のハマチはあまり脂がのっていないなぁ。まぁ美味しいんですけどね。いい時期の魚だともっといいんだろうけど…

あ、でも赤身系のお魚のほうがこの醤油に合う気がします。

そしてこちらのイカも醤油をつけて食べてみましょう!

うーん、人それぞれだと思いますが、イカは濃くて甘い九州の醤油みたいなほうが好きかなぁ。

総合的に考えると個人差はあると思いますが、赤身系のお魚でしかもちょっと脂が乗っている部分に合うような気がしました!しかし魚によって味の印象がぜんぜん違うとは…勉強になりました。

最後に透明醤油で煮込みの王道「肉じゃが」を作ってみた

最後に料理へアクセントを加える調味料として、透明醤油で「肉じゃが」を作ってみたいと思います!

ということで材料をドン!

ご家庭によって材料は違うと思いますが、とりあえず王道と思われる、「牛肉、じゃがいも、人参、玉ねぎ、しらたき」を用意してみました。これらの材料を切っていき下準備完了!

まずはじゃがいもと人参から炒めていきます。

この手順もご家庭によって違いますよね。今回は私の母から直伝された手順で作っていきますので、そのあたりはご了承ください。

ということで油と野菜が馴染んだら、水を入れ肉を投入。中火で煮込みながら、アクをしっかり取っていきます。

さあ、肝心の調味料はこちら。

左の大きな器に入っている中身は、こちらを混ぜ合わせたものです。

・みりん大さじ2 
・酒大さじ2 
・砂糖大さじ2 
・顆粒だし小さじ1くらい 
・サラダ油大さじ1くらい

そして今回は醤油の検証ということで、普段使っているお醤油と、透明醤油で別々の肉じゃがを作ります!

ということで、醤油以外の調味料と残りの食材をお鍋に入れ煮込んで、肉じゃがのベースが完成。

そしてもう一つ鍋をとり出し具材を半分に分けたら、片方には透明醤油。

もう片方には普通の醤油を投入。

ちなみに両方とも大さじ2ずつ入れました。あとは落し蓋をして10分位煮込んで、完成です!

みなさん分かりますか?左が普通の醤油を使った肉じゃがで、右が透明醤油を使った肉じゃがです。

普通の醤油はしらたきはもちろん全体的に醤油の色がついているのに対して、透明醤油は色がついていません。へぇー、予想はしていましたがこうなるんですね!

そして肝心のお味は…?

普通の醤油で作った肉じゃがは、えっと、普通でした(笑)ただ、若干甘みが足りなかったかと思ったので、後半は砂糖を少し足して食べました。

そして透明醤油で作った肉じゃがはというと…

うまい!めちゃうまい!!!甘さも塩分もばっちぐー!ちょうどいい味加減です。

やはり醤油本来の甘みが強いからか、普通の醤油では物足りなかった甘みがしっかりあります。しかもその甘味は砂糖では出せない風味を持った甘さなので、とても肉じゃがにぴったりでした。この透明醤油、どの煮物でもいけそう!というか煮物と相性がすごくいいと思います。

とても意外な結果でしたが、透明醤油があれば、味付けの幅がとても広がる気がします。今度はお吸い物や炊き込みご飯なんかでも試してみよう…そんな風に夢が広がりました。

このちょっと不思議な透明醤油、気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?フンドーダイの公式サイトやネットショッピングでも買えるそうですよ!

料理好きの方には特におすすめの醤油です!

フンドーダイの公式サイトはこちら

オンラインショップはこちら

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