
気持ち良さそうに仰向けに寝転がっているこの動物、何だと思いますか?
実はこれ、オーストラリアのワラビーなんです。でもワラビーって、こんなに無防備な動物でしたっけ?
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お、お行儀悪すぎない!?
彼はレインフォレステーション自然公園に住むデクスターくん。日差しで温まった地面に背中をつけて、日向ぼっこしているうちに、うとうと居眠りをしてしまったようです。
出典:YouTube
閉園前の餌やりに困った飼育員さんは、とりあえずデクスターくんのお腹の上に、彼の好きな野菜と果物を乗せて、他のワラビーやカンガルーのところに行くことに。
そして飼育員さんがデクスターくんのところに戻ってみると・・・
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おいおい!食べてるやないか~い!
なんと寝転がったまま、黙々とサツマイモを口に運ぶデクスターくん。いくら何でも怠惰すぎるでしょ!
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声をかけようが、近づいてカメラを向けようが知らんぷり。
全く意に介さずに、平然とサツマイモをモグモグ食べ続けます。ここまで堂々とダラダラされると、もう笑うしかないですよね。
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見てください、この幸せそうな顔。こんなに人間に慣れて安心しきっているなんて、安全な環境でのびのびと育った証なのかもしれませんね。
この見事なまでにダラケきったワラビーの姿をぜひ動画でご覧ください。
ところでワラビーってカンガールとどう違うの?
カンガルーは知っているけど、ワラビーって今イチ良く知らない、という人、多いですよね。でもすごく良く似ている、何が違うの?と疑問に思ったことはありませんか?
なんとこの2つには明確な違いの基準はなくて、同じ有袋類カンガルー目カンガルー科の種の中でも大型のものがカンガルー、小型のものがワラビーと呼ばれているそうです。そしてその中間のものは、またワラルーという別名で呼ばれているのだとか。
ちょっと拍子抜けした感も無いではありませんが、同じように後ろ脚でぴょんぴょん跳ねる姿を見ると、どちらもひょうきんで愛らしいですね。
本来ワラビーはとても臆病で機敏な動きをする動物ですし、聴覚が優れているので大きな音がすると驚いて慌てて逃げようとするために、時には何かにぶつかってしまうこともあるほどデリケートなのだそうです。
しかもあまり人間にはなつかないそうです。デクスターくんは本当にワラビーなんでしょうか?もしかしたら、中におっさんが入っていたりしませんよね。