百獣の王ライオンの種類・性格・生態に迫る!絶滅から復活した最強最大の個体とは?

2019.9.23


誰もが知る百獣の王と言えばライオンですよね。そんなライオンは動物園で見ることがあるくらいで、日本人にとって実は知られているようで知られていない動物です。

そこでここでは、ライオンの種類や性格や生態に迫りたいと思います。また、絶滅から復活したとされる最強最大のライオンについてもご紹介します。



百獣の王ライオン


ライオンは動物の中でも王の風格を持つ肉食動物として、百獣の王と呼ばれることがあります。そんなライオンとはそもそもどういう動物なのでしょうか。

基本生態


ライオンはサバンナや草原などに生息する肉食動物であり、草木の茂みや木々の森などで暮らしている動物です。野生のライオンの寿命は10年前後と言われており、動物園や保護施設などでは20年前後だと言われています。

オス至上主義の社会を形成し、メスを従えて生活する動物であり、縄張り意識も強いという生態を持っています。

ネコ科の肉食獣の中でトラに次ぐ大きさ


ライオンはネコ科の肉食獣の中ではトラに次ぐ体格を持っています。体格には個体差があり、平均的な大きさだと約2m~3mほどですが、最大種となると4mを超える個体もいるほどです。

群れ(プライド)を形成


それぞれのライオンはオスが主体となり、数匹のメスを引き連れた群れを形成します。その群れはプライドと呼ばれ、子ライオンを含め集団生活するのが基本となります。

オスの子ライオンは大人になると追い出される


ただし、オスの子ライオンは大人になると親ライオンから群れを追い出され、自分の力だけで生きていくことを強いられます。これは舞台や演劇、映画などで知られる「ライオンキング」などの作品でも描かれていますね。

狩りはメスが集団で


獰猛な性格のオスが狩りをしているイメージのライオンですが、実は基本的な狩りの多くはメスが集団で行っています。身体能力の高いメスだけである程度の食料を確保できることから、オスが出るまでもないことが多いです。

オスはプライドに危険が迫ると出動


ただ、プライドに危険が迫るほどの事態に見舞われると雄が出動します。メスは群れの運営を行い、オスは管理を行うという感覚に近いです。緊急の時にはオスも一緒になって戦います。




基本的なライオンの性格


ライオンの性格はそもそもどういうものなのでしょうか。動物園などで見るライオンは、実は本当のライオンの姿ではありません。それこそ飼い慣らされた飼育下と野生下では性格が大きく異なります。

ここからはライオンが本来持っている性格についてご紹介します。

百獣の王はやはり獰猛?


百獣の王と呼ばれることもあって、ライオンはとても獰猛な性格をしているように思われています。しかし、常に獰猛なのかと言えばそうではなく、戦いに身を投じる時だけ強靭な強さを発揮することが多いです。

オスは闘争本能が高い


オスは獰猛というよりも闘争本能がとても高いです。そのため、他グループのプライドが近づくと、群れを守るために戦うこともあります。また、狩りをする時にはメスと強力することもあります。基本はオスが威厳を保ち、家族として行動を指揮する役割が多いです。

自分の遺伝子のみを残す子殺し


ライオンは自分の遺伝子を残すため、他グループのプライドを見つけると子殺しをすることがあります。だからこそオスは他の群れと接触した場合、率先して戦うことがあります。

「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」と言えば有名な話ですが、実は子煩悩なメスに比べてオスはあまり関心を示しません。むしろ臆病で慎重だからこそ、そんなことをするのは稀です。

基本的には自ら人を襲ったりはしない


獰猛と思われるライオンですが、自ら人を襲ったりすることはありません。あくまでも自分たちのプライドが危機に瀕すると判断した時のみ襲ってくることがあります。

そのため、人から何かをしない限りは襲ってくることもそこまでありません。もちろん、空腹時などは別なので、当然ながら不用意に近づくのは避けた方が良いですけどね。

ライオンの代表的な種類


ライオンは1種類だと思っている人もいるかもしれませんが、実は世界には数多くの種類があります。ここからは、そんなライオンの種類について代表的なものを紹介します。

インドライオン


インドライオンはインド北西部の保護区のみに生息している種類で、約500頭ほどしかいません。絶滅が危惧されている種類でもあり、保護活動が続けられています。

バーバリーライオン


バーバリーライオンはエジプトやモロッコなどに生息していましたが、野生種は絶滅してしまっています。しかし、動物園などにいるライオンの多くはバーバリーライオンとの混血が多く、言うなればライオンの元祖と言えるでしょう。

なお、絶滅したかと思われた純血のバーバリーライオンはモロッコにあるムハンマド5世の私的動物園で飼育されており、現在では復活が期待されるほど繁殖も進められています。

セネガルライオン


セネガルライオンは文字通りセネガルやカメルーンに生息する種類で、西アフリカ全域で発見されています。灼熱の大地で生き抜くため、小柄で体毛が短い個体が多いです。

コンゴライオン


コンゴライオンは今後北東部の草原地帯に生息している種類です。

アンゴラライオン


アンゴラライオンはアンゴラなどに生息しているライオンで、体毛の色が薄いのが特徴となっています。

トランスバールライオン


トランスバールライオンは南アフリカに生息しており、体格は大柄な個体が多いです。動物園でも人気のホワイトライオンは、この種類から生まれることが多いと言われています。

マサイライオン


マサイライオンはケニアなどに生息する種類です。体毛が薄い個体が多く、ライオンの特徴があまり出ていないのが特徴と言えます。

絶滅から復活!最強最大のライオン「バーバリーライオン」


百獣の王と呼ばれるライオンの中でも最強と謳われるのが、同種最大級の体格を持つバーバリーライオンです。かつては絶滅したと思われていたものの、実はモロッコの私的動物園で飼育されていることがわかり、再び復活の時を待っています。

神の名を持ち「アトラスライオン」とも


その美しく逞しい毛並みは王者の風格そのもの。神の名を持ち、国によってはアトラスライオンと呼ぶこともあります。まさに神の名に相応しいライオンということもあり、動物園などでも見られる日を夢見ている人も少なくありません。

最大の記録はネコ科最大の全長4m!


サイズは最大で全長4mを超す個体もいると言われており、ネコ科最大の大きさです。全長4mということは巨体を持つグリズリーなどにも匹敵するほどのサイズと言えるでしょう。

まとめ


ライオンは動物園などで見ることはあっても、普段なかなか見る機会はありません。ただ、その種類や性格、生態を知ってみると面白い発見もあります。

絶滅から復活したと言われるバーバリーライオンをはじめ、多くのライオンがこれからも百獣の王として君臨する姿を見ていたいですね。

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