「タコス」と「トルティーヤ」の違いは、日本の「すし」と「白米」のような関係!?

2019.10.5


メキシコ料理の大定番と言えば、タコスですよね。しかし、トルティーヤと呼ばれるものもあったり、その他にもナチョスやブリトーなどなど……正直どれがどれだかわからない!

そこで、ここではまずメキシコ料理の基本形にもなっているタコスとトルティーヤの違いについて紹介します。その他、有名なメキシコ料理も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。



メキシコの主食トルティーヤ


日本では主食と言えば白米ですが、メキシコではトルティーヤが主食となっています。欧米で言うところのパンのようなものですね。

日本でいうところの白米


メキシコでよく食べられているトルティーヤは日本での白米のようなものです。それ単体で食べることも多いですが、他の具材と合わせて食べるのが一般的です。

トルティーヤを使った料理はたくさん


日本でも白米を使った料理はたくさんありますよね。例えば、代表的なもので言えば卵かけご飯や炊き込みご飯など、ある食材と組み合わせて1つの料理にすることが多いです。
メキシコでもトルティーヤだけで食べるというよりは、それを使った料理が多いです。後々に詳しく説明するのですが、代表的なものとしてはタコスやナチョス、ブリトーなどがあります。




タコスはトルティーヤ料理の代表格


メキシコではトルティーヤ料理がとても多く、その中でもタコスはその代表的な料理の1つです。メキシコはメキシコシティやカンクンなどで訪れる人も多いですが、現地にはそんなタコス料理を提供する店がたくさんあります。

トルティーヤ料理では世界一有名?


タコスはトルティーヤ料理で一番有名なものの1つです。事実トルティーヤ料理と言えば、ほとんどの人がタコスだと答えます。少なくともメキシコではそうです。

日本で言うとすしやどんぶり=タコス


タコスは日本で言うところのすしやどんぶりですね。「日本の白米を使った料理と言えば?」と聞かれれば多くの人が「すしだよ」「どんぶりだよ」と答えますよね。
メキシコではそれが「タコスに決まっているじゃないか」となるわけです。

起源はなんと6000年前!


タコスはもともとメキシコの中央高原にあった農耕集落の先住民が根源となっていると言われています。そこに住む先住民は携帯食としてトルティーヤを作り、中に塩で茹でた豆や唐辛子などを入れて食べていました。
日本で言えばお弁当のようなものですね。その後、トルティーヤを主食とするマヤ文明やアステカ文明が繁栄を極め、タコスなどの料理がより確立されていったのです。
当時は豆や唐辛子の他、ウサギや七面鳥、昆虫などを入れて食べていました。しかし、スペインが1519年から入植すると、一気に豚肉や牛肉、羊肉が具材として使われるようになったのです。それに合わせ、彩り豊かな野菜も取り入れられるようになっていきました。

TEX-MEX(テクス・メクス料理)

出典:wikipedia.org

19世紀頃、アメリカのテキサス州でメキシコ料理の影響を強く受ける風潮が見られました。その結果、メキシコ風アメリカ料理が広まっていくことになります。それを現地ではTEX-MEXと呼んでいます。

これらは実は本場のメキシコ料理ではなく、独自に改良されたアメリカ料理なのです。

実は日本人がメキシコ料理だと思っているものの多くはTEX-MEX


日本人の多くはタコスなどがメキシコ料理だと思っています。それは間違いではないですが、その多くは実はTEX-MEXだったりします。以下、日本人がメキシコ料理だと思っているTEX-MEXを紹介するので、チェックしていきましょう。

ハードシェルタコス


タコスに良く似ているのがハードシェルタコスと呼ばれるものです。これはU字に曲がったトルティーヤをパリパリの貝状にしたもので、そこにひき肉やレタスを入れる料理となっています。

具材に特に決まりはなく、トマトやチーズを入れてアレンジすることも。口に入れた瞬間にパリパリのトルティーヤの触感があり、具材と絡み合って極上の味わいとなります。TEX-MEXの代表料理の1つで、アメリカには本場のハードシェルタコスを出す店も多いです。

ナチョス


ナチョスはトルティーヤチップスを砕き、そこに肉類や野菜類を入れ、溶かしたチーズをかけているのが一般的です。多くの人がナチョスと呼びますが、単体ではナチョと呼びます。

シーズニングやトッピングとして使われるのは牛肉や鶏肉が多く、そこにチリコンカンやハラペーニョなどを入れてスパイシーに仕上げるのもTEX-MEXの特徴ですね。実はタコスも複数形であり、単数形だとタコと現地で呼ぶことが多いです。

ブリトー


ブリトーもタコスの仲間だと思われていますが、実は正式にはタコスではありません。ブリトーは小麦粉で作った白いトルティーヤに豆類や米類、肉類を入れたものです。

メキシコやアメリカではサワークリームを入れることが多い他、チーズを入れることもあります。日本のコンビニで親しまれているブリトーとはまた少し違うものです。

トルティーヤ


トルティーヤはメキシコ料理だと白米のような立ち位置です。それはアメリカ料理でも似ていて、TEX-MEXでもトルティーヤだけで食べるということは少ないです。

ただ、日本で言われるタコスはもともとアメリカ軍が持ち込んだ文化だと言われており、トルティーヤを日本風にしたのがタコライスの根本とも考えられています。

チリコンカン

出典:wikipedia.org

チリコンカンはトルティーヤが入っているものの、それはあくまでも添え物として入れられていることが多いです。むしろ肉類や豆類を煮込みんだ煮込み料理に近いもの。トマトなどの野菜の他、チリパウダーをふんだんに入れて煮込むのが特徴で、スパイシーな料理となっています。

メキシコ料理は魅力的


メキシコ料理と言えばタコスを思い浮かべる人も多いですが、実はその多くはアメリカ料理です。それでも、その源流を生み出したメキシコには魅力的な料理もたくさんあります。

肉や野菜をふんだんに使っているため、口の中でそれぞれの食材が溶け合い、見事に調和しています。豪快な料理に見えますが、実は繊細な味付けも多く、日本人の口にも合うはず。日本にもメキシコ料理店が数多くあるので、メキシコまで行かずとも、ぜひ味わってみてください。

まとめ


日本人が思っているメキシコ料理と言えばタコスですよね。ただ、トルティーヤという言葉も使われることが多く、勘違いしている人もいます。

トルティーヤはあくまでも日本で言う白米。そこは料理によって姿形も千変万化するので、勘違いなきよう。普段メキシコ料理だと思って食べているものも、実はアメリカ料理のTEX-MEXかもしれません。

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出典:Wikipedia(タコス) / Wikipedia(チリコンカーン)

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