NASAの宇宙船ジュノーが、木星の付近に怪しく浮かぶ巨大な黒い円を発見!あまりにも大きくミステリアスなその物体は一体何だったのでしょうか!?
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地球で言うところの日食
NASAの公式サイトやFacebookが伝えるところによると、真っ黒で丸いこの物体の正体は、地球で言うところの日食に当たる現象だそうです。
木星の周辺にあるイオ(衛星)がちょうど太陽の前を通過する時に、地球で見られる日食のようになるとのこと。そして、この現象は稀にあることではなく、木星においては頻繁に発生している現象だといいます。
ちなみに影の幅は約2,200マイル(3,600キロメートル)。とんでもない大きさですよね。
出典:Facebook
この写真は、市民科学者のケビンMギル氏が、ジュノーからの送られたきたデータを基に作成されたそうです。
木星の軸は、数ある惑星の軌道に対して大きく傾いていないことから、太陽は木星の赤道面から遠くに離れることはないそうです。このことにより、木星の衛星が一年を通して定期的に今回のような影を作るといいます。
また、太陽系の惑星のほとんどは軸の傾きが木星のそれとは異なるようで、このような現象は木星ならではの現象と言えそうです。
イオには活火山が多い
ちなみに、イオは多くの活火山があることでも知られており、しばしば噴火の様子をキャッチすることもできるそうです。
太陽系の中で大きさ、質量ともに最大の惑星と言われる木星。数ある惑星の中でも常に注目が注がれる惑星のひとつですが、今後も新たな発見で私たちを驚かせてくれそうですね!
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出典:wikipedia.org / Facebook(@NASAjuno)