「ヌ―」名前は知ってるけど実際はよく知らない動物!意外な一面に驚き!

2019.11.14


動物特集番組などを見ていると「ヌーの大移動が大迫力!」なんてやっていたりしますよね。でも、ヌーってそもそもどういう動物なのでしょうか?

意外と知らない人も多いと思うので、ここではそんなヌーについて紹介します。実は知られていない意外な事実も紹介するので、気になる人は要チェックです!



ヌーとは?


ヌーに対する印象としては「集団で移動する」くらいしか知らない人が多いですよね。それは確かに事実なのですが、他にももっと生態や生息域に特徴があります。

生態


ヌーはみなさんが知っている通り、巨大な群れでの大移動を行うことで知られている動物です。アフリカの大地を大群で移動することから、地面そのものが動いているように見えることも!

成獣では約200kg~250kgほどになるほどで、同じ草食動物ということもあり、群れにはシマウマも混ざって行動することがあります。草食動物同士が寄り添って身を守っているわけです。

体格はウシとカモシカを合わせたような見た目をしており、頭や胴体と足腰に特徴があります。また、実は意外と知られていないのですが、嗅覚が非常に優れていることでも知られています。個体によっては遠方の雨の匂いも嗅げるほど。

生息域


ヌーは主にアフリカ大陸南部に生息しているのですが、種類によって生息域が異なります。種類については詳しく後々紹介しようと思いますが、オグロヌーはケニアより南のアフリカ中南部、オジロヌーは南アフリカ中央部に生息しています。




ヌーは2種類


ヌーはオグロヌーとオジロヌーの2種類いることがわかっており、文字通り尾の色によって違いがあります。ただ、基本的な生態は似通っていて、生息域もアフリカに集中しているのが特徴です。

オグロヌー


オグロヌーは尾が黒いヌーの種類であり、主にケニアやタンザニア、南アフリカのサバンナなどで見られます。一般的なヌーと呼ばれる個体は、このオグロヌーを意味することが多いですね。

オジロヌー(野生種は絶滅)

出典:wikipedia.org

オジロヌーは尾が白いヌーの種類となっていて、体毛の中でも尻尾だけが白い珍しい個体です。主に南アフリカのサバンナなどで見られるのですが、すでに野生種は絶滅しています。

そのため、保護区による保護活動が進められています。近年はその保護活動によって保護区内では観測できるようになっており、珍しいオジロヌーの姿を見ることも可能です。

意外なヌーの特徴


ヌーに関してはまだまだわからないことも多いと思いますが、すでに発覚している特徴だけでも「え?そんなことが得意なの?」と思うようなことも多々あります。

ここからはそんなヌーの意外な特徴を紹介するので、もっとヌーのことを知りたいという人は読み進めてみてくださいね!

意外と足が速い


実はヌー……速く走れる動物ランキングにもランクインするほどの俊足を持っていることで知られています。足が速い動物と言えばチーターやジャガーなどネコ科の動物をイメージしますが、ウシ科のヌーも足が速いです。ワイナイナもボルトもびっくりの俊足!

その時速は成獣で約80kmほどと言われており、ちょっとした車よりも全然速いです。到底、本気で逃げるヌーを追いかけたところで、人間が捕獲するのは相当難しいですね。

和名はウシとカモシカのハイブリット


すでに紹介してしまった情報なのですが、ヌーはその特徴から和名でウシカモシカと呼ばれています。ウシとカモシカから生まれたわけではありませんが、ウシのような強靭な頭や胴体を持っていながらも、カモシカのようにしなやかな足腰も持つのが特徴です。

荒々しく厳しいサバンナで生きていくために進化した身体となっており、実は体重もかなり重いのに素早く動き回ることができます。言うなれば相撲取りなのに俊敏に動き回れるようなイメージ!

ヌーは鳴き声から命名


ではなぜヌーなんておしゃれな名前で呼ばれているのかというと、これは鳴き声から命名されたという説が有力です。ヌーの鳴き声を聞いてみるとわかりやすいのですが、文字通り「ヌーーー……」と鳴くことが多いです。

ヌーの大移動が凄い!


ヌーは2月~3月にかけて雌雄別のグループに分かれて大移動をすることで知られています。4月にかけてそれぞれの集団が合流する光景は圧巻。最終的には数万数十万という規模にまでなります!

ヌーはなぜ大移動する?


よくテレビなどでも特集されていたりしますが、そもそもなぜヌーは大移動をしなくてはならないのでしょうか?

とっても危険な川渡り


毎年のように大量溺死してしまうほど危険なのが、ヌーの大移動です。実際に溺死してしまう個体が多く、その大半はタンザニアとケニアを隔てるマラ川で発生します。ただ、その死が無駄になっているのかというとそうではなく、マラ川の重要な栄養源になってもいるのです。

テレビなどでは川でワニに襲われる姿が放送されることも多いが、実はワニに食べられるのは少数。むしろ溺死が圧倒的に多いのが、ヌーの大移動なのです。

理由は餌や水場を求めて


なぜそこまで命を懸けて大移動するのかというと、それは餌の多い草原を求めているからなのです。ヌーたちは毎年のように生きるために果てしない旅に出る……動物界の旅人なのです!

生きていくのに必要な水場も探さなくてはならないサバンナでは、移動しないことにはいつか死んでしまいます。だからこそ、ヌーはひたすらに大移動を行うのです。

まとめ


意外と動物園などでも見かけることが少なく、ヌーについては知らない人も多いと思います。人によってはウシに似ているということであまり興味がない人もいるかもしれません。

ただ、その大移動はまさに大迫力。海外旅行などでいつかアフリカを訪れることがあれば、ぜひぜひサファリツアーなどに参加してみてください。

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出典:Wikipedia(オジロヌー)

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