面接などで良く聞かれることの多い座右の銘。
なんとなく用意している人もいるかもしれませんが、そもそも座右の銘というのはどのような言葉を指すのでしょうか。
ここでは、座右の銘事態を解説するとともに、著名人の座右の銘や座右の銘にしたくなる著名人の名言をご紹介します。
目次
座右の銘とは?
座右とは
座右というのは、座っている所のかたわらや身のまわり、身近などのことを指す言葉です。
皇帝などが信頼できる補佐役を座らせていたことから来た言葉となっています。
読みは「ざゆう」もしくは「ざう」となります。
銘とは?
銘は、「銘文」「墓碑銘」などで使われる通り、来歴を記したものの事ですが、そこから大切なことを心に刻みつけて忘れないようにするという意味もあります。
つまり、座右の銘はいつも心に刻みつけて忘れないようにしている、自分にとっての大切な戒めや励ましの言葉、となります。
尊敬する人や大好きな人の言葉を座右の銘としている人も多いですよね。
有名な人の座右の銘
誰もが知っている有名な人たちは、どんな言葉を座右の銘としていたのでしょう。
歴史にその名を残す著名人や、芸能界の有名人の座右の銘を調べてみるのも面白いかもしれませんよ。
明石家さんま
・生きてるだけで丸儲け
言わずと知れた日本のお笑い怪獣、明石家さんまさん。
さんまさんのこの言葉はとても有名で、ここからお嬢さんのいまるさんのお名前が生まれたこともよく知られています。
辛い時もうれしい時も、苦しい時も幸せなときも、どんな時にも励ましになる名言ですよね。
シェイクスピア
・今が最悪の状態と言える時はまだ最悪の状態ではない
演劇史において最大の劇作家と言われるシェイクスピア。
リア王の中で語られるこの言葉は、どんな苦境の中でも、どれだけ悲劇に見舞われても、自分を奮い立たせたい人たちの心の支えになってきたのかもしれません。
ROLAND
・人生一度
株式会社ROLAND GROUP HD 代表取締役であり、ホスト界の帝王として名を馳せ、ROLAND様とも呼ばれることのあるROLANDさんの座右の銘は「人生一度¥です。
何かで悩んだときには、「人生一度だからやってみよう!」というチャレンジ精神を想起させてくれるからなのだとか。
座右の銘にしたい名言
歴史に名を残す偉大な人物たちが残してくれた言葉は、その業績を知る上でもとても参考になるのではないでしょうか。
彼らが残した言葉を知って、自分の人生にも役立てられるといいですね。
夏目漱石の名言
・愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ。
日本を代表する明治の文豪、夏目漱石は、文壇デビューが38歳と言わば遅咲きの作家ですが、亡くなるまでの10年間で多くの名作を世に送り出しました。
不遇な環境やイギリス留学による神経衰弱などを乗り越えて、「坊っちゃん」や「吾輩は猫である」などのコミカルな作品を生み出した漱石のこの言葉は、現代社会を生き抜く上でぜひ参考にしたい名言です。
ココ・シャネルの名言
・20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績。
女性なら誰もが憧れると言われる、世界的有名ブランド「シャネル」の創業者、ココ・シャネルは、様々な紆余曲折を乗り越えて成功を収めたカリスマです。
女性の社会的自立、美しく魅力的に輝き続けることができる社会を目指し、信念を貫き通した彼女の生き様を表すような言葉は、今も世界中の女性たちを励まし続けています。
南方熊楠の名言
・世界に不要なものなし
粘菌学者として知られる南方熊楠は、生物学・人文科学・民俗学など幅広い分野に多大な功績を残す和歌山県出身の学者です。
エコロジストの先駆けとしても注目される彼のこの言葉は、彼の生き方を示しているようで心に響きます。
チャールズ・チャップリンの名言
・何のために意味なんか求めるんだ?人生は願望だ、意味じゃない。
イギリスの名喜劇俳優、チャップリンの代表作である「ライムライト」の台詞です。
人生は意味が大切なんじゃない、どう生きたいかが大切なんだというこの言葉は心に響きます。
なんのために生きるのかと、つい人生の意味を考えてしまうとき、思い出したい名言ですね。
オリジナルの座右の銘を作るのもあり
歴史上の人物や著名人などの言葉で心にズシンときたものを座右の銘とすることもいいですが、自分なりのオリジナルの座右の銘を作ることだってもちろんアリです。
あるときフッと心に浮かんできた言葉や、世界の名言などを見ていて思いついた自分だけの言葉を心にとどめておいて、人生の節目節目で繰り返してみるのも、自分が前に進むための力になるのではないでしょうか。
まとめ
名言や格言といった珠玉の言葉の数々は、私たちを励ましたり、勇気づけたり、ときには慰めたり癒やしたりもしてくれます。
その時々で心に響く言葉というのもたくさんありますが、いつも自分の人生において糧となる座右の銘を持っておくというのも、大切なことかもしれません。
誰かの言葉ではなく、中には四字熟語やことわざを座右の銘とする人もいます。